憲法Caffè

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スタッフブログ

格差という壁

いま話題の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を見ました。さすがに外国の賞を総なめにしただけあって非常に面白い映画でした。

半地下にひっそりと住んでいる極貧の家族がふとしたきっかけで豪邸に住む富裕層の一家に寄生(貧困一家とはつゆ知らず)しながらしたたかに生きていく様をコメディータッチで描いているのですが、途中、豪邸に隠された秘密が暴かれてからはいささかオカルト的なストーリー展開も加わり、クライマックスで破局的な結末を迎えます。

韓国は1997年のアジア通貨危機によって国家破産寸前までいきましたが、思い切った経済改革の断行により短期間で経済が回復しました。しかし改革の反動もあって日本と同じく格差が拡がっており、この映画は韓国の格差社会の現実をコメディーというオブラートに包みながら告発しているのだなという印象を受けました。その意味では大ヒットした是枝監督の映画「万引き家族」にも相通じるものがありますね。

ちなみにこの映画の原題は「寄生虫」です。

事務局 A・K

超暖冬

今年は暖冬と言われていますが、確かに厳しい寒さを感じません。手足が冷たくなって、じっとしていられないとか、手袋なしでは耐えられないということがほとんどないように思います。
また、昨年9月頃に発生したオーストラリアの森林火災も未だ収束していません。過去最高と言われる気温上昇、観測史上最も少ない降水量による乾燥などが、火災の起きやすい状況を作ったと言われています。
被害は様々なところに及んでいるようですが、特に深刻なのは12億もの野生生物の命が失われたと推測されていることです。
今年の桜の開花はどれほど早くなるのか、などという話題は、なんとなくのんびりした感じに聞こえます。でも、今年の夏がどれだけ暑くなるのか、そして世界中で異常気象が深刻になりつつあるということを考えると、暖かい冬でよかったと、単純に喜べない時代なのだなと思います。
M.T

「僕らが“ちんじょう”したわけ」

たまたま見た。

音声のない動画・・・僕たちのちんじょう
思いっきりサッカーができる場を失うことになった小学生たちが、
その場を取り戻すために頑張った記録
区長への手紙をへて
区議会への陳情へ

なんだろうこのニュースは、と思わず見入っているうちに
感動でうるうるしてきてしまった。

おとなだって、「しょうがないよ」と諦めてしまうことが多いのに。

しかも少年たちは、自分たちの我を主張しまくるのではなく、
近隣の住民のこと、広場を利用する小さな子からお年寄りのこともちゃんと考えて「ちんじょうしょ」を作ったのだ。

それに区議会も答えた。

おとなの会議の場にこどもの声が届いた瞬間。

ニュースの時間には見ることができなかった、少年たちの情熱的かつ理性的な闘いの記録
必見です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191218/k10012218981000.html

NHK押しが続いてますが、念のため再度言いますが、わたしはNHKの回し者ではありません。でも、いいものはいいと思うわけです。

(事務局 松田)

伊藤詩織さん、勝訴。

伊藤詩織さん、勝訴。
あるテレビ局では、刑事と民事の結果が異なったことだけを取り上げていた。刑事の立証のハードルは本来は高い.
刑事で起訴さえされなくても、民事でなら、アイツ間違いなくやってるよね、位の事実が認定できれば、損害賠償は認められるべきは当たり前。

別のテレビ局では、加害者の山口元支局長は安倍総理に直接電話できるほどの密接な関係があったということを取り上げていた。

海外の有力紙は結構この点に着目している。

山口氏に対して、裁判所が逮捕状を発していたのに、捜査機関がそれを執行しなかったのだ。
これにより、刑事で取れるはずの証拠、逮捕に引き続き捜索差押が行われていれば、それにより客観証拠も押さえられたかもしれないのに、それがされなかったことを取り上げていた。

逮捕状を執行しないなんて、この種事件では有り得ない話。
何か大きな力が働いたと思うのは当たり前。

日本はホントにおかしくなっている。

(弁護士 髙木太郎)

 

エチケット

インフルエンザ、花粉症とマスクが手放せない季節がやってきました。
私は花粉症なので、年末ごろから3月ごろまで毎日のようにマスクが手放せなくなりますが、そんな中、とても気になっていることがあります。
それは、激しい咳をしていたり、鼻水をズルズルさせている人がマスクをしていなことです。
また、逆にその周りの人が予防のためにとマスクをつけているのを見ると、「普通は反対では?」と、とても違和感を感じます。
薬を飲んでいるから、マスクをするのが嫌だから、面倒だからなど理由は色々とあるのだと思うのですが、マスクをしたほうが楽だし(場合に寄りますが)、何より周りの人に迷惑をかけないためにも当事者自身がマスクをつけるべきだと思います。

「咳による飛沫は、最長4メートル飛び、45分間、空中に残存する」との研究結果が発表されています。
口内には様々な細菌がおり、当然飛沫にも多く含まれているので、マスクをつける・ハンカチで口を覆うなど、周りへの配慮を心がけましょう。
また、最近では、「咳ハラスメント」という言葉もあるようです。
自分では気づかぬうちに、周りに迷惑をかけている場合もあります。

皆で気を付けて、気持ちよく過ごしたいですね。
(厚労省のHPに「咳エチケット」についての記載がありますので、ぜひ見てください)

(事務局 H)

 

生存権は日本人だけのもの?

日本にいる在留資格のない外国人は健康保険に入る事ができません。
自分は難民であり、母国に帰ることができない、と訴え、難民申請をして、その結果を待っている人の中には同様の立場の人もいます。
健康保険に入ることができない人たちが病院にかかるには医療費は10割負担になります。
しかし、そういう人たちは、日本で働く事が認められていません。
ですので、高額な医療費を支払うことができず、病院にかかることができません。
生活保護を受けることもできません。
その結果、ただ病体が悪化していき、死を待つだけの人もいます。

日本にはこのように適切な治療を受けることができない外国人がたくさんいます。
母国に帰って働いて病院にかかることができるのであれば、帰国した方がいいはずです。
しかし、それでも帰ることができないのです。

憲法上の生存権は、日本国籍を持っている人だけに保障される、という考えがありますが、果たして、そのような考えでよいのでしょうか。

(弁護士 鈴木満)

安倍政治の特徴?

大学入試への民間試験導入について議論がされている。
これは、安倍首相が成長戦略と言って、どこの尻をたたいても、成長しないものだから、本来、営利団体の手に委ねることがふさわしくない公的部門を、民間に委ねて、そこで利益を上げさせようとする話の一環だ。
しかし、公平が何より要求される入試で、学生アルバイトを使って、記述式の採点をさせるなど、愚かとしか言い様がない。直ちに、止めるべきである。
安倍政権のもう一つの特徴は、もりかけ問題や、桜を見る会に共通するように、国政私物化である。どうせ、そのうち、ベネッセと、安倍首相やその側近との関わりが明らかになってくるのであろう。

(弁護士 髙木太郎)

何かおかしい

来年の夏に開催される東京オリンピックのマラソンと競歩が、急遽札幌で行われることになりました。
そうかと思えば、大学入学共通テストにおける来年度から導入予定だった英語の民間試験が突然延期に。
それまでひたすら、目標に向かい努力しきた選手や、受験生のことを考えてのことなのでしょうか。
何かおかしくないですか。
当事者であるのに、なおざりにされた選手や受験生たち。
とても気の毒ですが、一日も早く気持ちを入れ替えて頑張って欲しいです。

事務局 A

 

憲法集会@国会正門前

光は闇に負けない

真(まこと)は嘘に負けない

真実は沈まない

決してあきらめはしない

韓国で今歌われている歌だそうです。
11月3日文化の日。
国会正門前で開かれた憲法集会で、「日本と韓国の市民は、手をつなごう」と、参加者みんなで歌いました。
とてもシンプルですが、詩を読んで鳥肌が立つほどの思いがしました。
私たちの思いは間違ってない。すべての市民が、権力に潰され、あきらめてしまわないように。香港の若者たちにもこの歌を送りたい。
(事務局 松田)

三谷幸喜の「記憶にございません。」

史上最低の傲慢総理が、石をぶつけられたことをきっかけに記憶を失い、良い総理に生まれ変わって、しがらみのない、理想の政治を実現しようと立ち上がる物語。アメリカ大統領の訪日・ゴルフ接待・農産物の押しつけ、生活保護の切り下げや消費税など、三谷パロディ満載で笑える。国民が為政者を笑い飛ばせるのがまともな世の中。三谷だから干されないとは思うが。
(弁護士 高木太郎)