憲法Caffè

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もういちど「茶色の朝」

以前・・・ずいぶん前に,「茶色の朝」を紹介したメッセージがあったと思いますが(紙ベースで発行してたときかも知れません(^_^;)),再度立ち止まり,振り返る必要があると思い,このショートストーリーを読み直しました。先日,テレビの街頭インタビューで「憲法が変わっても今日突然生活が変わるわけじゃないだろうし」と応えていた方がいました。そこが恐ろしいところだと思います。少しずつ少しずつ,「他人事」から切り捨てられていって,自分に及んで来たときに,ああ,あの時声を上げてればと。
でも,この本にであった頃と変わってきていると思うところがあります。
障がいのある方々がその支援者と共に,セクハラや性被害者がMeTooと,LGBTの人びとが自分たちを認めて欲しいと,生活困窮者が,年金生活者が,農漁業者が,学生が,女たちが,それぞれの被害やいきづらさを声に出して訴える様になった。ひとりきりで声を上げた人のもとに駆けつけて支援し,寄り添う仲間たちが一緒に声を上げるようになったように思います。
とても不安なこの国の政治の下で,憲法に守られたちいさなちいさなひとりひとりが,憲法を護ろうと声を上げています。

「決してあきらめないこと,声を上げ続けること,あなた任せで思考停止に陥らないこと。」
大事な,「勝つ」ことの秘訣だそうです。
(事務局 松田) 

これ,外交?

安倍首相のトランプへのへつらい外交は、吐き気がするほど気持ち悪かった。
テレビの報道も、ゴルフ、相撲、居酒屋と、映像を垂れ流すのが主で、相撲の枡席に椅子をおき、土俵にはしごをかけて、スリッパで上がらせるなど、「気色悪い」。
あげく、トランプは、「日本の7月の選挙が終われば大きな数字(農業と牛肉で)大きな数字が出てくる」とツイート。
つまり、安倍首相のへつらい外交で得られたものは「農業や牛肉で大きな譲歩をしたことを7月の選挙が終わるまで隠してもらう約束をした」だけである。これは外交の成果でも何でもない。自公政権と安倍首相にとって良いだけのこと。国民の税金を使って。
あーあ、気持ち悪い。

(弁護士 髙木)

言葉は命

第2次安倍内閣になってから顕著になっていますが、政治家の言葉が年々ひどくなっています。

つい最近も某政党の若手議員が北方領土を巡って戦争は是か非かという暴言を吐きました(しかも酔っ払いながら)。
それ以外にもここ数年の間に「ナチスドイツを見習え」「LGBTは生産性がない」等々・・・枚挙にいとまがありません。
「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義の3大原則をなくさなければ真の自主憲法にはならない」と言ったのは第1次安倍内閣時の元法務大臣でした。

一昔前であれば一言失言をすれば政治家はたちまちのうちに政治生命を絶たれました。
政治家の発言はそれほど重みのあるものでしたが、それも遠い過去になりつつあります。

近いうちに参議院選挙が予定されています。
選挙公約も大切ですが有権者はどの政治家がどのような発言をしてきたか、それが政治家としてふさわしい発言だったかを厳しくチェックして投票に望むべきでしょう。
事務局 A・K

「木の上の軍隊」(こまつ座)

山西惇さん出演の「きらめく星座」を観て、
山西さんの演技が何だか好きになりました。

今回、5月18日に新宿で山西さんが上官役
の「木の上の軍隊」を観ました。
山西さんの上官もそうですが、
新兵役の松下洸平さんも良かったです。

新兵の目の前に広がる実際の光景と、新兵が心に
描く戦争前の光景のギャップ。

少なくとも、私たちも、その暴力的な不条理
から目をそらすことなく、生きていかなければ
ならないのではないかと感じました。

弁護士 伊須慎一郎

 

第1回総選挙

今年の7月に予定されている参議院選挙は、
衆議院とのダブル選挙になるのではないかと言われていますが、
日本ではじめての総選挙はどんなものだったのかを知りたくて
『総選挙はこのようにして始まった~第一回衆議院議員選挙の真実』
(稲田雅洋・有志舎)を手にとってみました。

日本初の衆議院議員選挙は
1890(明治23)年7月1日、沖縄と北海道を除く45府県で実施されました。
選挙権を有するのは満25歳以上の男子で、直接国税(地租と所得税)を1年以上、15円以上納めている者、
被選挙権を有するのは満30歳以上の男子で、やはり直接国税を1年以上、15円以上納めている者。
この選挙権、被選挙権の資格から、当時の衆議院議員=ほとんど地主、と私は学生時代に教わりました。

ところが、第1回総選挙で当選した衆議院議員の中には、
中江兆民、植木枝盛、尾崎行雄といった資産をほとんど持っていないはずの士族や平民など、
年間15円も国税を納めていたとは思えない者が一定数いる、
ということでこの謎を追究したのが、この本です。

謎解きの結論を明かしてしまうと、
候補者の支持者たちが、支持者名義の土地を候補者名義に書き換えていた事例が複数あることが分かったのだそうです。
そうすることで、候補者の納めた(とされる)地租を15円以上にして、候補者資格を与えようと。

信頼する候補者を国政に送るために、
自分たちの土地の名義を手放した人々が相当数いた。
民主主義ってこうやって育ってきたものなんだな~、と
衝撃を受け、また、感動しました。

詳細については、ぜひ皆さんもこの本を読んでみてください。

(弁護士 佐渡島)

カメラの目

最近ニュースで「容疑者特定に防犯カメラで追跡して」というのを聞くこと多いような気がするのは気のせいでしょうか。
今、世の中にはカメラの目があふれています。
街なか、建物の中、個人の住宅、自動車、スマートフォンなど、私達は様々な種類のたくさんのカメラに囲まれて生活をしているのだと思います。
カメラの存在を知らしめることによって犯罪や事故などを未然に防いだり、またはそれらが起きてしまったときに容疑者を特定したり、事故などの状況を確認したりすることは、私達の生活が守られたり、役に立ったりしているのでしょう。また、見て楽しかったり、美しかったりするものもたくさんあります。
普段はほとんど意識していませんが、そんなニュースをみると、「え、どこにあるんだろう」などとキョロキョロしてみたくなります。

(事務局T)

10連休!

今年のGWは10連休となが~いです。

5月1日が新天皇即位で今年限りの祝日となり、前後が祝日の4月30日と5月2日が、祝日法によりお休み、
更に6日が振替休日となるので、10連休となります。

祝日法、なんともありがたい法律ですが、再び10連休が実現する可能性は低そうです。
更に今年は、10月22日も即位礼正殿の儀で祝日となり、10月21日が祝日法でお休みなるので、4連休になります。

今年限りの特別な連休が続きます。ぜひ満喫したいと思います!

(事務局Y)

国を訴える

担当しているアスベスト事件の関係で、
気がつけばやたらと国を相手に訴訟をしています。

そして、訴訟での国の態度に疑問を感じることが多々あります。
ただ、個人的には、国の代理人も、自らそうすべきと考えて(こちらからすると)不合理なことをしているとは思えません。だからこそ、「あなただっておかしいと思っているんですよね?」と詰め寄りたい衝動にかられます。

国って、なんなんですかね。
「俺だって国だ!」・・・いや、それは嫌だから、「俺は国じゃないけど、あなたも国じゃないぞ!」と言いたくなります。
・・・まあ、あまり深入りしたくありませんが。

(弁護士 竹内和正)

「ヘルプマーク」を知っていますか?

外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に知らせ援助を得やすくなるよう、作成されたマークです。

私も1年ほど前に知ったばかりですが、2012年に作成され、すでに7年程たっているようです。

その存在を知ってからは電車や駅などで見かけ、気付くようになりましたが、知っている人は少ないんだなと実感しています。
というのも、通勤で毎日電車を利用していますが、優先席の近くにヘルプマークを付けた方がいらっしゃっても、席を譲ろうとする人が居ない場面をよく見かけます。
また、ヘルプマークに限らず、お年寄り・ケガをされている方・妊婦さんなども席を譲ってもらえずに立っている姿を見かけることがあります。

人はいずれ歳をとります。
事故や病気などで立っているのも大変な状況になるかもしれません。
そんな時にまわりの人がまったく助けてくれなかったら、とても悲しいと思います。

スマホなどから目を離し、周りに目を向け、手助けが必要としている人がいないか、探してみて下さい。

社会全体が優しさであふれる世の中になれば良いなと思います。
(自戒の念を込めて)

(事務局 H)

絵本『まっ黒なおべんとう』

『まっ黒なおべんとう』(作:児玉辰春、絵:北島新平、出版社:新日本出版社)は、
戦争の悲しみを描いた、実話にもとづく絵本です。

ご馳走ともいえないお弁当を息子は喜びます。お弁当を持って出かけた息子は、広島の原爆で死亡してしまいます。
母親は、息子を探しに行き、息子の遺体を発見、そして、まだ食べていない息子のお弁当箱の中身がまっ黒となっていたのを見るのでした。
お弁当も食べずに死んでしまった息子。
母親は深く悲しみます。

このお話に触れ、いつも、思います。

-世界から戦争がなくなり、平和な世となりますように-。

(事務局E)