お知らせ 2件

2016年11月26日(土)
「すべてのくらしは25条から 11.26埼玉集会」
開会 14:00  終了予定 16:40
場所:埼玉県県民健康センター 大ホール
どなたでもご参加いただけます。

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2016年12月13日(火)
憲法と人権を考える市民のつどい
報道についての圧力「表現の自由の危機を考える」
開会18:30
場所:さいたま市文化センター 大ホール
どなたでもご参加いただけます

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TPP

TPPが衆議院で強行採決されようとしている。TPP反対を唱えて当選した自民党議員(大臣まで)が多数賛成していて、民主主義の危機でもある。

TPPは「貿易自由化」のために自由化の妨げになる各国の規制を許さないことがその主たる内容である。

各国の規制は、自国の国民の健康、命を守るための、危険な成分を規制するものだったり、自国の弱い産業、これに従事する国民の暮らしを守るための規制だったりする。

TPPの問題は、アメリカ、オーストラリア対日本の戦いではなく、これらの規制を取り払いたい国際規模の大企業 対 命や健康、暮らしを守る規制は国単位でしっかり作ってほしい、一般市民の戦いなのだ。

そのことが全く伝えられていないことに、さらに民主主義の危機を感じるのだ。
(弁護士  髙木太郎)

国民は鈍感ではない(リレーメッセージ)

新潟県知事選挙で、原発再稼働に反対する知事が誕生した。
政党の支持は、共産、社民、生活(プラス民主)vs自民、公明。
世界では、地球温暖化防止のため、化石エネルギーではなく再生可能エネルギー(風力や太陽光)に切り替えることを明確な方向性にしたパリ協定が発効間近。
これは、アメリカと中国のCO2排出2大国が締結に踏み切ることによるもの。
中国は風力発電大国になり、アメリカ(=世界)の有力企業も、公正な企業活動を要求する投資家に押されて、CO2削減に向かった。
こうなると、CO2をばら撒きながらもうけに走るブラック企業は規制してくれないと困る、という流れになるようだ。
日本の企業や政府は、この流れに鈍感らしい。
しかし、国民(少なくとも新潟県民)は鈍感ではない、ということを知事選の結果が証明した。

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(弁護士 高木太郎)

憲法19条(リレーメッセージ)

憲法19条は、「思想及び良心の自由」を「侵してはならない」としています。
これは、どのような思想を持とうとも、公権力による侵害や社会的な不利益などを受けない、とする憲法が保障する基本的人権の一つです。
わざわざ、このような自由を憲法で保障するまでもなく、当然の権利であると考えてしまいますが、大日本国憲法では、この規定は存在しませんでした。
大日本国憲法では、天皇が神的な存在であり、侵すべからずとなっており、また戦争などを見れば分かるように、国民の思想にまで国家が介入していました。

当たり前と思える自由を憲法が保障してくれている事に気づくだけでも、毎日の平和を実感し、有り難く感じられます。

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(事務局 山本)

自由の基礎法(リレーメッセージ)

最初に憲法の勉強をしたとき、日本国憲法の特質として、自由の基礎法であること、制限規範性があること、最高法規性があるということ、の3つが大事であると学びました。
このうち、自由の基礎法というのは、憲法には国家の組織運営等を定めた組織規範や、国家権力に一定の権限をさずける授権規範もあるけれど、人権規範が中核ですよということを示しています。
すなわち、憲法は人権規範が目的であり、組織規範や授権規範などの統治機構は人権規範を全うするための手段に過ぎないということです。
この考え方がベースにあったからこそ、私たちが無頓着でも無関心でも、統治機構の暴走には一定の歯止めがかかり、人権が守られていました。

しかし、もうそんな呑気なことではいられません。今の自民党改憲草案は、統治が目的で、人権が手段として規定されています。

(国民の責務)第十二条
「…自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。」

公益や秩序が最優先で、権力者の公益や秩序についての考え方次第で、いくらでも国民の人権が制限できてしまうという世界。
これが私たちの最高法規となったら、どんな恐ろしい世の中になってしまうか、想像してみてください。

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(弁護士 南木 ゆう)

「あたらしい憲法草案のはなし」

ここに「新しい憲法草案のはなし」という本があります。
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よけいなことは申しませんが(言ってるかな)、自民党改憲草案は「改憲」ではなく、日本国憲法とは正反対のまったく別もので、これは国の形を変えることになると感じます。
「時代に合わせた改憲も必要じゃないか」と世論調査などでは必ず街頭でお答えになっている方をお見受けいたしますが、その方が何をどのように変えることが必要とお考えなのかは、取材する側は聞いてくれません。おっしゃったのにカットしてるのかもしれませんが。
以前、憲法学習会で講師の先生が「憲法がじゃまになったことってありますか?」とおっしゃたことを覚えています。ない・・・と思う、私は。
みなさんはいかがですか?

関心をお持ちになった方はこちらへどうぞ。 → http://www.tarojiro.co.jp/constitution_draft/
こちらの出版社の回し者ではありません。勝手に広める会(会員1名)です。
(事務局 松田)

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すべてのくらしは25条から 11.26埼玉集会(リレーメッセージ)

生活保護基準、年金の引下げ、介護保険の後退など、社会保障がますます削減され、その影響は弱者だけでなく多くの国民に及び、私たちの生活は厳しさを増しています。
国民のくらしを守るため、生存権を保障する憲法25条について一緒に考えましょう。
11月26日、「すべてのくらしは25条から 11.26埼玉集会」が開催されます。是非ご参加ください。

「すべてのくらしは25条から 11.26埼玉集会」
日時:11月26日(土曜)14時~16時40分
場所:埼玉県県民健康センター 大ホール
(〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町3丁目5−1)

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(弁護士 古城英俊)

「安保法が成立してから、まもなく1年が経ちます。」(リレーメッセージ)

安保法が成立してから、まもなく1年が経ちます。

安保法は成立しましたが、廃止を求める運動はまだ続いています。
安保法制違憲訴訟も各地で提訴されています。

まだできることはあります。
(弁護士 德永美之理)

その声が,いのちを守る希望になる。

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「おことば」が意味するもの

2016年8月8日に「象徴としてのお務めについて」、天皇から国民へビデオメッセージが発せられた。

「おことば」と称する発言の中に、「象徴」が7回も使われている。

すでに年齢は80歳を越え、これまでのように全身全霊をもって象徴の役目を果たしていくことが難しくなる。天皇が象徴であると供に、国民統合の象徴としての役割を果たすため、明確な表現は避けつつも、生前退位の意向、意思が伝わってきた。

この「おことば」から読み取れる天皇の意思に対し、安倍首相や日本会議の「天皇を神格化し、神の力を持って再び国民を支配するため、憲法改正ではなく新憲法の制定」との目論見は真っ向から対立するものである。

国政に関する権能を持たない天皇が、言葉を慎重に選び、推敲を重ねたであろう「おことば」が、私には、この日本国憲法を改正し、最終的には明治憲法に回帰するような新憲法制定を最終目的とするような現政権、日本会議などを牽制し、痛烈に批判したものと感じられた。

おそらく新憲法制定など、現天皇が最も忌み嫌うところであろうし、その地位を国民支配のために政治利用されることは、決してあってはならないことなのである。

まだ命があるうちに、天皇は戦後の日本国憲法を遵守し、今後も国民の象徴として在るべきとの姿勢が、次世代以降にも脈々と受け継がれていく道をつくっておきたい、というのは考えすぎだろうか。

最後に、私は必ずしも天皇制に肯定的な考え方を持つわけではない。(事務局 長沢)

 

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「総裁任期の延長」(リレーメッセージ)

自民党の総裁任期は党則で連続2期6年までとされていますが、自民党内では、ここ最近、再び、連続3期9年までに改定すべきだという議論がわき起こっています。

かつて、中曽根総理の時代に、自民党の総裁任期が特例で1年延長されたことがありますが、それ以外、今まで延長されたことはありません。

今回このような議論がされているのは、自民党がまれにみる長期安定政権を樹立できたと考えており、この政権のもとで長期間の政治運営を行っていきたい、安倍首相のもとで首相の悲願である憲法改正を成し遂げたい、と自民党が考えているからだと思います。

憲法改正の国民投票が今後行われることは確実視されていますが、ますます憲法改正が現実味を帯びてきたなと感じました。                (弁護士 黒澤瑞希)

新しい憲法の話