憲法Caffè

埼玉総合法律事務所の所員が、憲法に関わる催しや学習会のお知らせ、感想、考えていることなどを、随時アップします!

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埼玉総合法律事務所
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更新情報

2018年4月27日
PTAは強制?
2018年4月20日
官邸前の風景
2018年4月13日
戦争マシーンを止めろ-「ヒトラーへの285枚の葉書」
2018年4月6日
『登山者のための法律入門』(溝手康史先生著)を拝読しました
2018年3月24日
卒業式

新着ブログ

私たちは目的に向かって進歩しているのか?

今から10年前に、コスタリカで開催された世界反核法律家協会の
セミナーに出席しました。

その際、コスタリカの軍隊を廃棄したホセ・フィゲーレス元大統領
の妻カレン女史の次の発言がありました。

『平和は「あるもの」ではなく、我々が「作り出すもの」である。
世界は核戦争をもう繰り返さないという保証をしていない。むしろ
暴力の度合いは強くなっている。しかし、我々は暴力から目を背け
てはいけない。それが我々の責任の一部である。暴力を克服するに
は教育が非常に重要である。しかし、マスコミにも暴力が蔓延して
いるため、若者の中で暴力が生活の一部として浸透している。それ
は我々が若者に夢を与えていないからである。我々は風にそよぐ枯
れ葉ではなく、鳥のように目的をもって飛ばなければならない。我
々が認識し、目を覚まし、平和(核兵器廃絶)の種を世界に捲かな
ければならない。』

この10年間も、シリア、パレスチナ、南スーダンで市民がいとも
たやすく殺されています。

私たち日本国民が、武器・暴力による「平和」ではなく、全世界の
市民が恐怖と欠乏から逃れ、家族、友だち、社会の中で自由に生存
する権利を現実のものとするために、諦めず前進することが重要だ
と考えます。

抑止力という恐怖・暴力による均衡・支配ではなく、先進的な平和
的生存権を人類の権利とするために、私たちは大事な大事な分岐点
に立っています。

頑張りましょう。

(弁護士 伊須慎一郎)

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