憲法Caffè

埼玉総合法律事務所の所員が、憲法に関わる催しや学習会のお知らせ、感想、考えていることなどを、随時アップします!

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スタッフブログ

「標的の島 風(かじ)かたか」をみて

先日、「標的の島 風(かじ)かたか」を観ました。

辺野古新基地建設、高江ヘリパッド建設、宮古島、石垣島の自衛隊配備とミサイル基地建設などに反対する住民たちの抵抗を描いたドキュメンタリー映画です。

タイトルの「風かたか」は、「風よけ・防波堤」を意味し、昨年の米軍属女性暴行殺人事件被害者追悼集会での稲嶺市長による「我々は、また命を救う『風かたか』になれなかった。」の発言からとられています。

沖縄は、アメリカの「エアシーバトル構想」により、海と人、土地と基地を提供し、中国を封じ込めるために戦わされる「風かたか」にされようとしている現実があります。その基地建設のために沖縄の自然が次々と破壊され、抵抗する住民を、全国各地から送り込まれた機動隊の若者が機械的に排除していく様子や、地元の母親たちの声も聞かず、国からの要求を承認してしまう地方議会などは、あまりに酷い現実でした。

自分たちが住んでいる場所が壊され、基地ができ、いつか他国のために戦場になるかもしれない、なんて考えただけで恐ろしいです。同じ日本である沖縄で起きている事なのに、あまりにも知らない、知らされない事が多すぎました。

先日、沖縄で米軍ヘリが墜落した事件もありました。沖縄の現実を1人でも多くの人が知り、沖縄の人と一緒に考えていく必要があると感じました。

(事務局 Y)

(事務局 Y)

年賀状

今年も年賀状の販売が開始となりましたが、年々その発行枚数が減っているそうです。
メールやソーシャルメディアで済ませてしまうなど理由は様々だと思います。
そう言う私も学生時代や20代前半の頃は、「メールがあるし、出す必要ない」なんて思ったりもしていました。

しかし、埼玉総合に入所してからは毎年欠かさず(1回くらい出せなかったことがあるかも・・)年賀状を出すようになり、届く枚数も増え毎年届く年賀状が楽しみにもなりました。
デジタルの整った文字も良いですが、手書きで一言添えてあると尚更、それだけでもなんだかほっこりと癒され、とても嬉しいものです。

せっかくある昔からの風習を絶やさずに今後も続けていけたらな、と思っています。
年賀状を出さないという人も、今年(来年)は年賀状を出してみませんか?!
(事務局 H)

秘密法の危険まざまざ

政府にとって不都合な文書を「秘密」文書に格上げして、
国民の目から隠し、その一方で、何を漏えいしたか
明らかにしないまま、自衛官を「秘密」漏えいの嫌疑で
捜査することが許されるでしょうか?

皆さん、国民主権、国民の知る権利、刑事被疑者の
権利など、憲法を蹂躙することが次々と起きています。

ご一読ください。

(弁護士 伊須慎一郎)
秘密法の危険まざまざ (1)

夢や希望を抱いて

連日、衆議院議員総選挙のニュースで、各党や各候補者の政策が報道されていますね。
そのニュースを見ながら、ふと横で遊んでいた4歳の娘に、「将来なにになりたい?」と聞いてみました。
「ケーキ屋さんと、(保育園の)先生と、ママになりたい」と大きな声で教えてくれました。
夢いっぱいなんだね。
子どもが夢を抱いて成長していける社会をつくってほしいな。
この選挙で、それが実現してくれればいいな。

それから娘が「ママは将来何になりたいの?」と逆に質問が。
うーん(悩)。
そっか、まだ自分にも未来はあるのよね。
考えてみようかな。ワクワク。
大人も夢や希望を抱くことのできる未来が実現できるといいですね。

選挙、行こう。

(事務局 E)

政治を変えに行こう

 選挙が始まった。
安倍首相は、究極の自己都合解散を行った。臨時国会で行われる予定だった「もり・かけ疑惑」追及を避け、民進党じり貧、小池百合子新党結成前で「今なら勝てる解散」のつもりだった。しかし、そのあまりにわがまま解散に支持率が下がり、大誤算となる。
民進党は、「安倍政権を終わらせる」ために、「名を捨てて実を取る」と言って、希望の党への合流という奇策に出た。しかし、小池百合子が「踏み絵」で民進党議員を選別をし、大誤算となる。
小池百合子は、民進党の金と人を取り込んだ上、「リベラル派」を排除して、自民党にはすり寄る、という戦略で、多数派を形成しようとしたのであろう。しかし、支持率が伸びず、自分も立候補の機会を失い、じり貧状態で、大誤算である。
政界にいる人の多くは信用できない・・・・。
市民と野党の約束を大事にして、枝野さんが立憲民主党を立ち上げてくれたのは救いです。
秘密法・安保法制・共謀罪の問題、「もり・かけ」問題など、権力の座から、国民・市民を見下し、支配する統治構造を作り上げようとしている政権を終わらせる、選挙にしなければならないと思うのです。

(弁護士 髙木太郎)

 

明日へ  -戦争は罪悪である-

先日、映画「明日へ -戦争は罪悪である-」を観てきました。

この映画は戦時中、戦争反対をとなえた真宗大谷派の僧侶、竹中彰元(たけなか しょうげん)さんをモデルにした作品です。

ある出来事をきっかけに、「戦争は罪悪である。」と竹中さんは周囲に訴え続けます。戦争熱が高まっている中、反戦をとなえる竹中さんを周囲の人々は白い目で見るようになり、檀家は離れ、お寺には誹謗中傷の紙が貼られ、石が投げ込まれます。
特高警察には逮捕され、宗門からは布教使資格を剥奪され、僧侶身分を最下位にされます。
それでも、竹中さんは「戦争は罪悪である。」ととなえ続けます。

映画の最後には、竹中さんと同様に戦争反対をとなえた僧侶の名前が複数名出てきます。
(その中の一人に植木等さんのお父様の植木徹誠(うえき てつじょう)さんのお名前がありました。)

2007年に真宗大谷派は、竹中彰元さんに処分を下したことは過ちだと謝罪し、名誉回復すると声明を発表をしました。
処分が下されてから70年越しの謝罪でした。

命がけで反戦をとなえた竹中さんほか僧侶の方々が今の日本を見たらどう感じるのでしょうか。
平和は当たり前では無いことをよく胸に刻み、今の自分に出来ることは何かを考えたいと思います。

事務局 O

【ほうれんそうのおひたし】


先週、Twitterで見つけた、ちょっと感動した@Hound_7さんのTweet。
【よく新人さんに報告・連絡・相談(ほうれんそう)を教えるけど、自分はその報告に対して
お:怒らない
ひ:否定しない
た:助ける(困り事あれば)
し:指示する
と『ほうれんそうのおひたし』で心掛けてる。
悪い内容でもこの点を注意してると新人さんは早めに相談してくるので対策打ちやすい」

 
部下に求められる「ほうれんそう」に対する理想的なアンサーソング!
自席の近くに飾られている「ほうれんそう」に、近いうち「おひたし」と追記しておかなくては。

この言葉がもっと広がれば、ブラック企業も少なくなるかな。

巷では「ブラック企業」という言葉だけが広まっていて、ブラック企業=「法律に違反している会社」「犯罪を犯している会社」ということが認識されているのかどうか・・・。
【社内は治外法権ではない】、ということをもっともっと広めていきたい。

自分の命を削ってまでしなくちゃならない仕事なんて、この世にない。
自分が親だったら、子供にブラック企業で働かれるよりも、ピアスやタトゥーを入れられる方がマシ。
栄養ドリンク飲んだって翼なんて生えてこない。
自分の身体を大事にしてほしい。

事務局 深井

 

 

「朝鮮学校・授業料無償化訴訟」

今年9月13日、東京地裁は、
朝鮮学校を高校無償化の対象に指定しなかったのは違法として、
東京朝鮮中高級学校の元生徒が国を相手に損害賠償を求めた訴訟で、
請求棄却の判決を下しました。

高校授業料の無償化制度は、
国が高校に就学支援金を給付し、これを生徒の授業料に充てるというもので、
外国人学校でも、文科省が対象として指定すれば給付されます。

ところが、2010年4月の制度導入後、
朝鮮学校については文科省の審査がなかなか進まず、
2013年2月、結局、全国計10校の朝鮮学校について
不指定とする処分が出されたのです。

類似の訴訟が、
広島地裁(今年7月19日判決)でも棄却されたものの、
大阪地裁(今年7月28日判決)では、
政治的理由で朝鮮学校を就学支援金給付不指定としたことは
国の裁量を逸脱したという理由で請求が認容され、
裁判所の判断が分かれているところです。

また、朝鮮学校については、国だけでなく、
複数の自治体が補助金を不支給としていることも、問題になっています。

生徒の教育の機会の均等の確保という高校無償化の趣旨は、
外交や政治的な理由で曲げられるべきものではありません。
在日コリアンが日本に定住してきた歴史的経緯もふまえ、
多様性を認める、豊かな社会であってほしいと願います。

(弁護士 佐渡島啓)

 

「世界遺産」

世界遺産特集を見ていた時の小学2年になる子供との会話。

子『今度連れて行って欲しいところがあるんだ。海外はすぐには無理だから日本の世界遺産なんだけど』

私『どこ行きたいの?』

子『広島・宮島・北海道・日光とか』

私『近場はすぐに行けるんじゃない?予定立てる?』

子『うん早めにね。だってさぁ爆弾とかミサイルとかでどかーんって壊れちゃうかもしれないじゃん』

(壊された世界遺産を見ていた為か?)

私『・・・』

日頃のニュースで子供ながらに何かを感じているのかもしれません。
子どもの一言がとても悲しく残りました。

どうか子供が自由に動ける世界でありますように。
(事務局 T)

「平和の神様」

神々の棲む国で、黒く血のりのついた服を着て大声で荒々しく歩き回る神様が平和の神、一番おとなしくちんまりと座っている神様が実は戦争の神だった、というお話がありました。
すでに平和の神は、休む間もなく頑張るしかない状況になっていますが、さらに戦争の神まで立ち上がったりしないように、人間は我が身を振り返る必要があります。
そして、いつか平和の神様も休ませてあげたいものです。
            (弁護士 谷川生子)