日本の青空Ⅲ「渡されたバトン~さよなら原発~」

渡されたバトン「渡されたバトン~さよなら原発」を

渡されたバトン ← チラシ表です

私たち(映画「日本の青空Ⅲ」製作委員会)は「日本の青空」「いのちの山河~日本の青空Ⅱ」の製作・上映運動を全国の皆様と展開してまいりました。そして「日本の青空Ⅲ」を企画しようという矢先、この原発事故(東京電力福島第一原発の大事故)がおきました。原子力発電所の‘爆発’‘メルトダウン’という未曾有の大惨事、「安全神話」の崩壊にも関わらず政府や電力会社は本当の情報を流そうとしません。その顔色を伺いながらのマスコミ報道も、さらなる放射能被害を拡大させています。いったい、“いのち”より優先させるものがあってよいのでしょうか?この状況に、私たちにしかつくれない原発の是非を問える劇映画を企画製作しようと決意しました。
本映画は、全国で初めて住民投票で「原発建設NO!」を選択した新潟県巻町(現新潟市)が舞台です。投票率88.3%。推進派も反対派もみんなで投票した住民投票がなぜ実現できたのか。
史実に基づき、巻町民の住民投票に至るまでの紆余曲折、波乱に満ちた様々なドラマを、ある家族の視点を中心に描いていきます。

上記は,2012年2月の映画「日本の青空Ⅲ」製作委員会の「ごあいさつ」の一部です。
当事務所は,この映画の製作協力者です。映画の最後に当事務所の名前が流れます。1968年から25年にわたる巻町民の波乱に満ちた原発是非のドラマが,この映画で展開されます。脚本はジェームス三木です。笑いあり,涙ありのドラマが綴られていきます。
この映画の題名の「渡されたバトン」の意味。それを,是非映画を鑑賞して考えて頂きたいものです。私は,「バトン」は,原発だけでなく,憲法など,様々な事について,考えなければならない問題だと感じました。 (弁護士 伊藤明生)

 

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