参加報告 「くらしの最低保障引き下げにNO!」

3月21日(金)、さいたま共済会館にて、「くらしの最低保障引き下げにNO!」というシンポジウムに参加してきました。

この集会は、昨年実施された生活保護基準の引下げを受け、これが生活保護受給者に対し憲法25条の保障する生存権を脅かすものであり、これに反対するという趣旨のものです。また、生活保護だけでなく、医療、介護、年金など、国が責任を持って保障すべき社会保障が後退していることにみなさんで異議を唱えるものでもあります。古城弁護士

基調講演の長友祐三埼玉県立大学教授のお話はなぜ生活保護制度が生まれたのかという歴史的経緯も踏まえ社会保障の歴史的・社会的意味を知ることが出来ました。また、生活保護基準引き下げに反対する全国と埼玉の運動の報告を当事務所の古城弁護士が行いました。

集会を通じ、生活保護受給者、高齢者、障がい者など社会的に弱い方たちにしわ寄せがいってしまう現状になんとかしなければと感じました。

弁護士 鴨田譲

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