8月15日前後のNHKスペシャルは必見である。
その一つ、「グランパの戦争」の一こま。
グランパは米軍の従軍記者だったが、日本敗戦後の占領の様子を写した写真も多く、その中に、日本国内の「慰安所」の写真もあった。複数の日本人女性が「慰安婦」として上半身裸で、米軍将兵と「笑顔」で抱き合っている写真である。日本国内の慰安所は、敗戦後、日本政府により設置された。 設置を指示した東久邇総理は、南京侵攻時の日本兵の行動(婦女暴行、殺人などなど)を覚えていて、占領軍に同じことを日本国内でされたらとんでもないと考え、慰安所の設置を決めたそうである。当時の警視総監が設置を指揮した。そのご遺族は、社会には平穏を、慰安婦の女性には生きる術を与える目的で行ったもので、私心からおこなったものではない、と強調されていた。