『震災遺構 仙台市立荒浜小学校』

震災遺構 仙台市立荒浜小学校に行ってきました。

この小学校は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で、
児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せました。
震災後は、津波の威力や脅威を実感したり、
防災・減災の意識を高める場とすることを目的に震災遺構として公開されています。

私の親戚はこの地域に自宅があり、自宅が津波にのみこまれました。
震災が起こった当初はこの地域がテレビに映し出される度に現実だとは受け止められず、
被災地と呼ばれる事にもどこか違和感を感じていました。
幼い頃から自分が何度も訪れ、よく知っているあの場所が、
まさかこんな事になるなんて信じたくありませんでした。

あれから、8年が経過しました。

荒浜小学校の屋上から見渡す風景は、新しい道が広がり、
以前は何本もあった海岸沿いの松が少なくなっていました。

この風景を忘れてはいけないなと胸に刻み、
自分が出来る支援について今一度考える良いきっかけになりました。

事務局 O

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