憲法Caffè

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埼玉総合法律事務所
03月

ロシアによるウクライナ侵攻

短期戦の予想とは裏腹に長期化の様相
この侵略を見ている中国は,武力による台湾併合は短期決戦で,NATO諸国による制裁準備が決定しないうちにやる。
そして北朝鮮は自国を防衛し,現体制を保持するには核所有しかない。核開発,実用化の方針は正しいと確信したのではないか。
日本は保守系議員らが「核共有すべき」とかしましい。
アホか。

世界唯一の被爆国であり,福島第一原発事故を起こした国である。原発を攻撃されたら,この国は終わる。
想像力がない。だから安全保障というと軍備増強だ,究極は核保有となる。
なにも安全保障はこれらに限られたことではない。
エネルギー,水源,食料,社会資本の整備,平和外交,どれもすべて安全保障に通じるものだ。
そのことを指摘している知識人は少ない。
いわんや政治家をや,である。

国民が安心して生活している姿を想像すれば,やるべきことが描けそうなものである。
近視眼的ではだめだ。どこぞの経済団体だけを見ているのか。足元の利益追求のみ。
だから人相が悪くなる。
そのような輩に安全保障を任せるのは,危険極まりないと思うのである。
(事務局 長沢)

3・11を忘れない

東日本大震災から11年。

11年前、福島第一原発爆発による高濃度の放射能から逃れ、
埼玉スーパーアリーナに避難してきた方々に、
お困りのことはないですかとアンケートをとってまわりました。
最初に答えてくれたのは、南相馬から自主避難をしてきたママとお子さんたち。
パパはお仕事で自宅に残っていると言っていました。
1週間後には、中学の制服の受け取りの日だとも言っていました。
取りに行けるかな。入学式に間に合うかな。

そのとき、私たちはまだ、きっとすぐ収束して戻れると、思ってました。
事態の大きさと恐ろしさを、知らず。

(事務局 松田)

今日は3月10日

3月10日今日は東京大空襲から77年目です。
当時、義母のお姉さんが東京にいました。義母は上京して姉を探しましたが、見つかりませんでした。
生死はわかりませんが、状況から多分この大空襲で亡くなったのだと思うと言っております。
今は、慰霊堂の名簿に名前が記載されています。

その本日2022年3月10日
埼玉弁護士会は「自衛隊を憲法に書き込むことに反対するパレード」を行いました。
(事務局 松田)