3・11を忘れない

東日本大震災から11年。

11年前、福島第一原発爆発による高濃度の放射能から逃れ、
埼玉スーパーアリーナに避難してきた方々に、
お困りのことはないですかとアンケートをとってまわりました。
最初に答えてくれたのは、南相馬から自主避難をしてきたママとお子さんたち。
パパはお仕事で自宅に残っていると言っていました。
1週間後には、中学の制服の受け取りの日だとも言っていました。
取りに行けるかな。入学式に間に合うかな。

そのとき、私たちはまだ、きっとすぐ収束して戻れると、思ってました。
事態の大きさと恐ろしさを、知らず。

(事務局 松田)

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