憲法Caffè

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埼玉総合法律事務所
06月

「憲法と外国人」

憲法で明記されている権利のすべてが日本国民同様に外国人にも保障されているというわけではありません。
判例でも、「権利の性質上日本国民のみをその対象としていると解されるものを除き」外国人にもその保障は及ぶとされています。
外国人に保障されていない権利として有名なのは選挙権です。
この外国人に選挙権が保障されていないという事実は、日本社会における外国人の生きづらさの根本的な原因の一つです。

ここでいう「外国人」とは「日本国籍を持たない人」です。
在日朝鮮人のように日本で生まれ育ち、日本で働き、税金をどれだけ納めても、「日本国籍がない」ということだけで、日本人と同じ権利が保障されないのです。
では、「帰化すればいいじゃないか」と思う人もいるかと思いますが、帰化するにも条件があります。
「国籍」とは「アイデンティティ」に近いものがあり、「国籍を変える」ということに抵抗を感じる人もいます。

先ほどの判例は今より約40年も前の判決です。
当時は、日本に住む外国人は多くなく、そのような判断をしても大きな影響はなかったのかもしれません。
現在の日本の外国人移住者数の多さは経済協力開発機構(OECD)に加盟している35か国の中でドイツ、アメリカ、イギリスに次ぎ4番目です。
そして、これからますます外国人が入ってきます。

このように社会は変化したにもかかわらず、約40年も前の考え方を引きずっていてよいのでしょうか。
(弁護士 鈴木満)

もういちど「茶色の朝」

以前・・・ずいぶん前に,「茶色の朝」を紹介したメッセージがあったと思いますが(紙ベースで発行してたときかも知れません(^_^;)),再度立ち止まり,振り返る必要があると思い,このショートストーリーを読み直しました。先日,テレビの街頭インタビューで「憲法が変わっても今日突然生活が変わるわけじゃないだろうし」と応えていた方がいました。そこが恐ろしいところだと思います。少しずつ少しずつ,「他人事」から切り捨てられていって,自分に及んで来たときに,ああ,あの時声を上げてればと。
でも,この本にであった頃と変わってきていると思うところがあります。
障がいのある方々がその支援者と共に,セクハラや性被害者がMeTooと,LGBTの人びとが自分たちを認めて欲しいと,生活困窮者が,年金生活者が,農漁業者が,学生が,女たちが,それぞれの被害やいきづらさを声に出して訴える様になった。ひとりきりで声を上げた人のもとに駆けつけて支援し,寄り添う仲間たちが一緒に声を上げるようになったように思います。
とても不安なこの国の政治の下で,憲法に守られたちいさなちいさなひとりひとりが,憲法を護ろうと声を上げています。

「決してあきらめないこと,声を上げ続けること,あなた任せで思考停止に陥らないこと。」
大事な,「勝つ」ことの秘訣だそうです。
(事務局 松田) 

これ,外交?

安倍首相のトランプへのへつらい外交は、吐き気がするほど気持ち悪かった。
テレビの報道も、ゴルフ、相撲、居酒屋と、映像を垂れ流すのが主で、相撲の枡席に椅子をおき、土俵にはしごをかけて、スリッパで上がらせるなど、「気色悪い」。
あげく、トランプは、「日本の7月の選挙が終われば大きな数字(農業と牛肉で)大きな数字が出てくる」とツイート。
つまり、安倍首相のへつらい外交で得られたものは「農業や牛肉で大きな譲歩をしたことを7月の選挙が終わるまで隠してもらう約束をした」だけである。これは外交の成果でも何でもない。自公政権と安倍首相にとって良いだけのこと。国民の税金を使って。
あーあ、気持ち悪い。

(弁護士 髙木)