沖縄戦と戦艦大和(リレーメッセージ)

ダウンロード4月4日、沖縄県読谷村では、太平洋戦争下で集団自決した犠牲者を悼み、平和を願う慰霊祭が行われました。
70年前、アメリカ軍沖縄本島上陸直後の1945年4月2日、読谷村チビチリガマでは、住民83人が「集団自決」しました。
沖縄戦での犠牲者は20万人以上と言われ、1000人以上の住人が集団自決により命を落としたとされています。

(試行運転中の戦艦大和↓)            (沖縄県読谷村の美しい海↑)

 slide_344368_3587943_freeまた7日には、広島県呉市で、70年前の同日に鹿児島県沖で沈没した戦艦大和の追悼式が行われました。

戦艦大和は、呉市で製造され、当時世界最大の戦艦でしたが、生還を許されない特攻作戦により沖縄へ向かう途中、アメリカ軍の攻撃を受けて沈没し、乗組員3056人が死亡しました。

悲惨な戦争から70年経った今、戦争経験者の多くは亡くなり、その記憶の継承に危機感が募る一方で、「戦争のできる国」の流れが進んでいます。沖縄戦や、戦艦大和を含め、戦争で犠牲となった多くの人々の上に、今の平和がある事実を、戦後70年経った現在も忘れてはいけないと思います。

(事務局 山本)

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