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電車遅延に、思う

電車遅延に、思う

1月11日、今日もJR宇都宮線の電車遅延。今年に入ってこのレベルの被害に遭うのは2回目。
線路内に人が立ち入っただけで、1時間も2時間も首都圏の電車が遅延するなんてどこの国の話だろう。5分、10分の遅延なら利用者が覚悟すべきだが、これは明らかにJRの責任だ。従業員を減らしすぎているのだ。既に首都圏でも無人化、外注化された駅が多く、電車の運行を担当する部署も同様。人立ち入りの際に現場に対応できる職員が駆けつける段階から大幅に時間がかかる。その後の処置も並べて同じ。
民間会社だから、利益優先、赤字は論外となる。
しかし、例えば10万人の足に1時間の遅れを生じさせたら、それだけで利用者の時間を奪い、数億円の損失を生じさせていることになる。社会インフラとしての鉄道事業にはあってはならないことだ。
国鉄として、多少の赤字を出しつつも、安全、安定輸送を維持する意味はそこにあった。
もう一度、その意味を良く考えないと、経済の衰退を招く一因となるだろう。

(弁護士 髙木太郎)

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