「総裁任期の延長」(リレーメッセージ)

自民党の総裁任期は党則で連続2期6年までとされていますが、自民党内では、ここ最近、再び、連続3期9年までに改定すべきだという議論がわき起こっています。

かつて、中曽根総理の時代に、自民党の総裁任期が特例で1年延長されたことがありますが、それ以外、今まで延長されたことはありません。

今回このような議論がされているのは、自民党がまれにみる長期安定政権を樹立できたと考えており、この政権のもとで長期間の政治運営を行っていきたい、安倍首相のもとで首相の悲願である憲法改正を成し遂げたい、と自民党が考えているからだと思います。

憲法改正の国民投票が今後行われることは確実視されていますが、ますます憲法改正が現実味を帯びてきたなと感じました。                (弁護士 黒澤瑞希)

新しい憲法の話

 

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