「日比谷野音10・8集会(日弁連)に参加してきました。」(リレーメッセージ)

プラカード「閣議決定撤回」 プログラム

    日本弁護士連合会主催の「閣議決定撤回!憲法違反の集団的自衛権行使に反対する10・8 日比谷野音大集会&パレード」に参加してきました。
 全国から集まった弁護士さんと市民団体で会場は埋め尽くされました。3000人を超える参加者で、埼玉だけでも弁護士事務所関係者は100名は超え、わが事務所から老若男女あわせて12名参加しました。初めて日比谷野音にでかけた所員も3名います。参加者の感想をきいてみました。

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「直前まで行くか迷っていましたが・・・皆既月食につられて参加して来ました。(残念ながら、集会中もパレード中も月は見えませんでした・・)
参加された方は皆さんおっしゃっていましたが、やはり、上野千鶴子さんのお話はとても胸が熱くなりました。また、中野晃一さんのお話もユーモアがあり、聞きやすくて良かったです。上野さんのお話から、心に残った言葉を。『集団的自衛権を行使する、とは日本がアメリカの戦争の共犯者となること。そのようなことを憲法は許していないはず。若い頃大人に対して、こんな世の中に誰がしたと詰め寄った憶えがある。私たちは、今の若者から同じように詰め寄られてなんと返答できるだろうか。戦後のはずの今を、戦前にしてはならない』
今、自分に何が出来るか。少しずつ出来る事をやっていけたらと思いました。参加して良かったです。」
「 特に、上野さんの話が良かった。法律を仕事の種にしている弁護士は、法律が政治によって歪められるのを止める責務があると言いました。できることを1つ1つ積み重ねていくしかありません。」

私も上野さんの話にはグサーときました。自分の子供や孫(まだいませんが・・・)達に、何であの時やめさせなかったのとだけは言われないようにしたい、勿論自分たちの為にもですが。

「 何人もの人が壇上に上がられたので、一人の話がコンパクトで聞きやすかったです。内容もよかったですし、大人数で盛り上がっていい集会でした。
あと、他の都道府県の弁護士会ののぼり旗が色とりどりで、なかなか見応えもありました。ちょっと紫がかった青の地に白抜きの文字で、文字が結構大きめの茨城県弁護士会の旗が目立っていた気がします。」

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日弁連主催の日比谷野音集会で、会場内にのぼり旗を掲げるというのは初めてのことではなかったかと記憶してます。勿論、事務所の旗を持って馳せ散じましたが、目立たなかった。もう一本目立つのを買いたいですね。      

「『国民は,諦めるだろう。半年ほど待てば,忘れるだろう』と強行採決した秘密保護法,国民の意見に耳も貸さず,無視しまくりで大急ぎで閣議決定した憲法の解釈変更「集団的自衛権行使容認」・・・でもその後はだらだら(臨時国会で関連法案を出したら、沖縄県知事選、統一地方選に影響が出てくるので関連法案は統一地方選が終わってからにするらしい)。時間をおけば,騒ぎは収まり,痛みを忘れる。と。舐められたもんです。」

安倍首相は、対話ができないから、数の力で押し切ろうとしている。しかし、本当は、世論が一番怖い。半年たっても絶対忘れない、諦めない、しつこくしつこく、反対の声を上げ続け、世論にして行けば希望は持てると、思う。
風は強かったのですが,歩くと結構暑い。銀座までデモ行進して、のどを潤して帰ってきました。
(事務局 山﨑)DSCN3895

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