憲法Caffè

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一人ひとりができること(リレーメッセージ)

一人ひとりができること(リレーメッセージ)

2014.7.31弁護士会市民のつどい(会場) 昨日(2014.7.31)は、「集団的自衛権を認めるのか?海外で戦争をする国づくりNO!」と題して、憲法と人権を考える市民のつどいが開催されました。会場の埼玉会館の大ホールは立ち見が出るほどの満員御礼で、ホールの外では数百人が内部の中継をテレビでみており、集団的自衛権への関心の高さがうかがわれました。

青井未帆さんやなかにし礼さんの講演

を聴いて、「このままじゃいけない!」「今の政治はおかしい!」と思った方も沢山いると思います。

2014.7.31弁護士会市民のつどい 埼玉新聞8.1

 

 

では、その思いを政治に反映させるためにはどうしたらいいでしょうか。

1人ひとりができるアクションとしては、こんなことが考えられます。

 

〇学習会関係
●学習会を企画して(あるいはすでに企画されているものに)友だちを誘う(あるいはそういう企画があることを伝える)
●自分の関わっているサークルなどで、学習会をできないか働きかける
●高校の文化祭、大学祭などで憲法テーマとして何か企画できないか、知り合いの先生、学生に働きかける
●Twitter・Facebookでも、記事をシェアして、知り合いに関心をさりげなくアピールする
●学習会をやったあとに必ず報告を拡散する

〇報道関係
●雑誌などに、とりあげてほしいテーマとして憲法、集団的自衛権、秘密保護法などを熱くリクエストする。
●テレビ番組、新聞社などに、視聴者、読者の声として、憲法、集団的自衛権、秘密保護法などに危機感を持ってることを伝え、そういう観点での番組づくりを熱くリクエストする
●関心がありそうな芸能人・著名人に、Twitterなどで、そういうものを発信してほしいとアピールする。ちらっと発信したら絶賛応援する。
●明日の自由を守る若手弁護士会(通称あすわか)のリーフレットなどを置いてくれる飲食店、自然食料品店、病院、教会、お寺、塾、幼稚園保育園など相談してみる
●文房具売り場の試し書用の紙に、当該意見を記載する
●電車や地下鉄など多数人の集まる場面で、当該意見の話をする・あすわかリーフレットなどを他者から見えるように広げて読む
●あすわかが著者の「これでわかった 超訳 特定秘密保護法」は置いてあるかと本屋にまめに問い合わせる

〇直接拡散
●学校の個人面談などの際に先生に話してみる
●タクシー運転手、保険外交員、新聞勧誘の方、ヤクルトレディなどにこちらから情報を話す

いかがだったでしょうか?
1つ1つは地道ですが、1つするだけでも、とても大きな意味があります。
どれか1つでも、「これならできるかも!」というものがあったら、ぜひ実行してみてください。

もし、もっと余力があるよ!という方は、集会やデモに参加してみたり、署名集めやシール投票などのアクションに参加してみたりするのがよいと思います。
もちろん、バイタリティ有り余るなら、上級編として直接、議員さんの事務所に行って、署名を届けたり、陳情したりするという、とてもインパクトのある方法もありますね。

皆さんの『不断の努力』(憲法12条)が明日の民主主義を作ります。

これからも楽しく、アクションを続けていきましょう。           (弁護士 黒澤瑞希)

2014.7.31弁護士会パレード

写真(上)2014.7.31埼玉弁護士会市民のつどい満席の会場。(中)8/1埼玉新聞より。(下)市民のつどい前弁護士会パレード

 

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