「福島さ来らんしょ」

7年前の3月11日を境に福島は日本に属さなくなったように感じることがある。

私は小4と中3の2学期から高校3年間の都合4年半を、福島市と隣接する伊達市で過ごした。第2の故郷である。
福島県の中通り、福島第一原発から約60キロメートルの距離にある。
それでも福島第一原発3号機の水蒸気爆発でまき散らした放射能は、風に乗って北上した。

中通りは果物の産地で、桃をはじめ、梨、ぶどう、りんご、いちご、さくらんぼなど、何でも栽培している。
果物は国が定めた放射線量の基準を下回っており、早くから出荷されているが、福島県産とあるだけで、消費者は二の足を踏む。

米は全量全袋検査し、こちらも放射線量は国の基準を下回っている。
全てを検査した上で出荷されるのだから、いちばん安全な米と言えるかもしれない。

支援の方法はいろいろある。
復興ボランティアに参加することはできなくても、旅行に行くことだって支援のひとつだ。
福島市だけでも飯坂、穴原、土湯、高湯温泉などいくつもある。

 

だがら

7月になったら、桃を買って食べでみでくなんしょ。

米だってうまいぞい。

福島市の花見山公園、三春町の滝桜、花見に来らんしょ。

 

最後に

♪寄らんしょ 来らんしょ 回らんしょ

さ さか さか さか 飯坂へ~♪

(事務局 長沢)

花見山

 

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