憲法Caffè

埼玉総合法律事務所の所員が、憲法に関わる催しや学習会のお知らせ、感想、考えていることなどを、随時アップします!

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埼玉総合法律事務所
スタッフブログ

三 陸

八戸から岩手県陸前高田まで南下
切り立った崖と青い海がみえる

明戸海岸防潮堤のすぐ脇を走り宮古へ
建物の壁の津波到達地点標識
いたるところに作業用車出入口の看板が立っている
一部区間走行可能の三陸自動車道もダンプカーが目立つ

自動車道を走り釜石を過ぎて陸前高田と大船渡へ
広大な盛土復興工事現場
実際に見るあまりの光景に言葉をなくす
海も空も青くキラキラしていているのに
工事車両とその現場が現実を教えてくれる

港や海岸線を囲むような大きな真っ白い防潮堤
車窓から海をみることはかなわなかった

この目に映ったすべての景色と状況、そして原因を忘れないようにしたい

(事務局 T)

オリーブの根

2年前にオリーブの苗を購入し、植木鉢で育てています。大きくなったのですが、昨年は実を付けませんでした。
今年、大きな鉢に植え替えたところ、緑の葉も活き活きとし、たくさんの実が付きました。
普段、根の存在は意識しませんが、見えないところで根が大きく張ったからでしょうか。

私たちが自由に発言したり好きなところに行ったりすることができるのは、平和主義を規定する憲法のおかげです。
戦争の中では言論も行動も制限されてしまいます。
私たちの自由な生活の根っこには、私たちを支えている憲法があります。

今、この憲法を変えようという動きがあります。
鉢を変えるのではなく、根を変えてしまうのです。
本当に必要なことなのでしょうか。

普段はそのありがたみを意識しない憲法のことを考える良い機会です。

(弁護士 古城英俊)

背筋が寒くなる話

米国のワシントンD.C.にあるホロコースト記念博物館にはファシズムの初期徴候なるものが掲示されています。
ファシズム研究で知られる米国の政治学者がヒトラー、ムッソリーニ、ピノチェトといった各国のファシストを研究する中で初期徴候として共通した14項目を発見したそうです。

その掲示されたものを列挙すると
1,強情なナショナリズム 2,人権の軽視 3,団結のための敵国作り
4,軍事優先 5,性差別の横行 6,マスメディアのコントロール
7,国家の治安に対する執着 8,宗教と国家の癒着 9,企業の保護
10,労働者の抑圧 11,学問と芸術の軽視 12,犯罪の厳罰化への執着
13,身びいきの横行と腐敗  14,不正な選挙

・・・これって現在の日本の状況にあてはまりませんか?

いま、夏真っ盛り。夏と言えば怪談話が定番ですが別の意味で背筋が寒くなる話です。

事務局 A・K

 

新曲「君は民意を聴かない」byはしみょん

社会派替え歌シンガーとして知られる北海道の橋本祐樹弁護士があいみょんの「君はロックを聴かない」の替え歌で「君は民意を聴かない」
という新曲を発表されましたので是非プロモーション動画とともにお聴き下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=exLkV1kgAD8&app=desktop

弁護士 鴨田譲

歌詞♪「君は民意を聴かない」

民意なんか聴かないと思うけれども

僕はこんな票あんな票で抗議続けてきた

困難を乗り越えてきた・・・

ジャニーさん

ジャニーズ事務所のジャニー喜多川さんが亡くなった。

テレビはどこでもその番組ばかりで、少々食傷気味だったが、
ジャニーさん、最近は、自分の戦争体験を反映したシーンを物語に登場させ、
平和へのメッセージを若者に伝えようとしていたことを知った。

ちょっと感動した。

(弁護士 髙木太郎)

レジ袋有料化

来年4月からレジ袋の有料化がスタートすると言われています。もちろん、環境に配慮する取り組みとして、既にプラスチック製のストローを使用しない飲食業の会社もあるようです。
 昔、子どもの頃にレジ袋はありませんでした。そもそも小さい頃はスーパーがありませんし、もちろんコンビニも。たぶん、自販機もなかったのだろうと思うそんな時代です。
 子どもだったので、そもそも買い物をしませんでしたから、買った物を入れる袋の重要性は全く感じていなかったのだと思います。ただ、親にくっついていって買い物をするときは、簡単に切った新聞紙などに包んだ品物を、買い物かごに入れていたことは覚えています。
 レジ袋有料化と言っても、廃止されるわけではないので、お金さえ出せば袋に入れてもらえます。どこか外国で、プラスチック製の袋を有料にした上に、更に、持つことがためらわれるようなプリントを施したところ、逆にそれが人気となって、利用者が増えたというようなことがあったそうです。
 きっと慣れれば、いつでもどこでもマイバッグを備えて、レジ袋なしで買い物ができるようになるような気もします。
 世界的な異常気象など、地球規模の環境問題への取り組みは急務であると思います。そうしたなかでレジ袋有料化もひとつの効果を上げると思いますが、なんとなく部分的な感じは否めません。もっと全体的に様々なことをやっていかないと、なかなか追いついていかないのではないか・・そんな気がする今日この頃です。

                                      T.M

「誰もが住みやすい町を目指して」

東京オリンピックの開催も手伝って、車いすの方や高齢者の方でも、駅や商業施設、観光地、タクシーなどを利用しやすいようにと、バリアフリー化が加速しています。

しかし、実際にベビーカーを押して町に出かけると、大きなターミナル駅でもエレベーターのないところがあったり、
ホームの端から端まで歩かなくてはならなかったり、まだまだ不十分だなと思う場所がたくさんあります。

そんな中、かの首相は、大阪で開かれたG20サミットの夕食会で、大阪城にエレベーターを付けたのを「大きなミス」と発言しました。
ウケを狙っているのかもしれませんが、全然笑えませんでした。
彼の意識の低さ、知識・想像力の無さが遺憾なく発揮されていて、この国の総理として恥ずかしくて失笑はしましたけど。

こんな政治家がトップにいる国では、放って置いたらどんどん悪い方にいってしまいます。

番組内で政権批判を繰り返したために、突然番組終了となってしまった上田晋也さんも、番組最後のあいさつで、
「今まで以上に、1人ひとりが問題意識をもち、考え、行動に移すことが、非常に重要な時代になっている」
と述べましたが、本当にその通りだと思いました。
上田さんを応援したいと思います。

(弁護士 南木ゆう)

「憲法と外国人」

憲法で明記されている権利のすべてが日本国民同様に外国人にも保障されているというわけではありません。
判例でも、「権利の性質上日本国民のみをその対象としていると解されるものを除き」外国人にもその保障は及ぶとされています。
外国人に保障されていない権利として有名なのは選挙権です。
この外国人に選挙権が保障されていないという事実は、日本社会における外国人の生きづらさの根本的な原因の一つです。

ここでいう「外国人」とは「日本国籍を持たない人」です。
在日朝鮮人のように日本で生まれ育ち、日本で働き、税金をどれだけ納めても、「日本国籍がない」ということだけで、日本人と同じ権利が保障されないのです。
では、「帰化すればいいじゃないか」と思う人もいるかと思いますが、帰化するにも条件があります。
「国籍」とは「アイデンティティ」に近いものがあり、「国籍を変える」ということに抵抗を感じる人もいます。

先ほどの判例は今より約40年も前の判決です。
当時は、日本に住む外国人は多くなく、そのような判断をしても大きな影響はなかったのかもしれません。
現在の日本の外国人移住者数の多さは経済協力開発機構(OECD)に加盟している35か国の中でドイツ、アメリカ、イギリスに次ぎ4番目です。
そして、これからますます外国人が入ってきます。

このように社会は変化したにもかかわらず、約40年も前の考え方を引きずっていてよいのでしょうか。
(弁護士 鈴木満)

もういちど「茶色の朝」

以前・・・ずいぶん前に,「茶色の朝」を紹介したメッセージがあったと思いますが(紙ベースで発行してたときかも知れません(^_^;)),再度立ち止まり,振り返る必要があると思い,このショートストーリーを読み直しました。先日,テレビの街頭インタビューで「憲法が変わっても今日突然生活が変わるわけじゃないだろうし」と応えていた方がいました。そこが恐ろしいところだと思います。少しずつ少しずつ,「他人事」から切り捨てられていって,自分に及んで来たときに,ああ,あの時声を上げてればと。
でも,この本にであった頃と変わってきていると思うところがあります。
障がいのある方々がその支援者と共に,セクハラや性被害者がMeTooと,LGBTの人びとが自分たちを認めて欲しいと,生活困窮者が,年金生活者が,農漁業者が,学生が,女たちが,それぞれの被害やいきづらさを声に出して訴える様になった。ひとりきりで声を上げた人のもとに駆けつけて支援し,寄り添う仲間たちが一緒に声を上げるようになったように思います。
とても不安なこの国の政治の下で,憲法に守られたちいさなちいさなひとりひとりが,憲法を護ろうと声を上げています。

「決してあきらめないこと,声を上げ続けること,あなた任せで思考停止に陥らないこと。」
大事な,「勝つ」ことの秘訣だそうです。
(事務局 松田) 

これ,外交?

安倍首相のトランプへのへつらい外交は、吐き気がするほど気持ち悪かった。
テレビの報道も、ゴルフ、相撲、居酒屋と、映像を垂れ流すのが主で、相撲の枡席に椅子をおき、土俵にはしごをかけて、スリッパで上がらせるなど、「気色悪い」。
あげく、トランプは、「日本の7月の選挙が終われば大きな数字(農業と牛肉で)大きな数字が出てくる」とツイート。
つまり、安倍首相のへつらい外交で得られたものは「農業や牛肉で大きな譲歩をしたことを7月の選挙が終わるまで隠してもらう約束をした」だけである。これは外交の成果でも何でもない。自公政権と安倍首相にとって良いだけのこと。国民の税金を使って。
あーあ、気持ち悪い。

(弁護士 髙木)