面白ければ何をやってもいいのでしょうか。
憲法では表現の自由が保障されていますが、他者の人権とのぶつかり合いの場面では制限されます。これは、相手のこと、周りのことも想像しなければいけない、ということだと思います。
「そういうつもりはなかった。そういうふうに捉えられてしまうんだ。」というのは、いじめられる側の気持ちなど想像したこともないいじめっ子の論理です。
周りのこともまったく想像しないまま、ただ面白いということだけで、ただ笑わせるためということだけで、他人のことをちゃかしたり、批判したり、悪口言ったりすることは絶対に許せません。その場にいるだけで気分が悪くなります。
このように感じるのは私だけでしょうか。「ひとりぼっちじゃない」と信じることにします。
(弁護士 古城英俊)