『まっ黒なおべんとう』(作:児玉辰春、絵:北島新平、出版社:新日本出版社)は、
戦争の悲しみを描いた、実話にもとづく絵本です。
ご馳走ともいえないお弁当を息子は喜びます。お弁当を持って出かけた息子は、広島の原爆で死亡してしまいます。
母親は、息子を探しに行き、息子の遺体を発見、そして、まだ食べていない息子のお弁当箱の中身がまっ黒となっていたのを見るのでした。
お弁当も食べずに死んでしまった息子。
母親は深く悲しみます。
このお話に触れ、いつも、思います。
-世界から戦争がなくなり、平和な世となりますように-。
(事務局E)