憲法Caffè

埼玉総合法律事務所の所員が、憲法に関わる催しや学習会のお知らせ、感想、考えていることなどを、随時アップします!

TEL.048-862-0355

〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-12-1 東和ビル4階
埼玉総合法律事務所
03月

選挙で一票を

 

1年ほど前,政権与党は,憲法に自衛隊を明記する憲法改正案を示しました。

集団的自衛権行使が可能となった今,自衛隊は外国において他国の軍隊とともに武力行使が可能な実力組織となりました。
このような自衛隊が憲法に明記されることは,戦力不保持を規定する憲法9条2項と矛盾することになります。
そして,この矛盾が,憲法9条2項を死文化させてしまう危険性もあります。
このほか,様々な問題点のある自衛隊明記案に反対するパレードが先日開催されました。

今年は,統一地方選挙,参議院議員選挙があります。
私たち一人一人の声を政治に届けるため,投票に行きましょう。

(弁護士 古城)

 

『震災遺構 仙台市立荒浜小学校』

震災遺構 仙台市立荒浜小学校に行ってきました。

この小学校は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で、
児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せました。
震災後は、津波の威力や脅威を実感したり、
防災・減災の意識を高める場とすることを目的に震災遺構として公開されています。

私の親戚はこの地域に自宅があり、自宅が津波にのみこまれました。
震災が起こった当初はこの地域がテレビに映し出される度に現実だとは受け止められず、
被災地と呼ばれる事にもどこか違和感を感じていました。
幼い頃から自分が何度も訪れ、よく知っているあの場所が、
まさかこんな事になるなんて信じたくありませんでした。

あれから、8年が経過しました。

荒浜小学校の屋上から見渡す風景は、新しい道が広がり、
以前は何本もあった海岸沿いの松が少なくなっていました。

この風景を忘れてはいけないなと胸に刻み、
自分が出来る支援について今一度考える良いきっかけになりました。

事務局 O

知ってますか?過労死ホットライン

埼玉過労死弁護団(1989年に発足した,過労死・過労自殺・労災事故などの労働災害事件に取り組む、
埼玉県内の弁護士集団)が毎週水曜日12時~14時まで、電話での無料相談を行っています。

ぜひご利用ください。

詳しくは【埼玉過労死弁護団ホームページ】へ。

選挙供託金は憲法違反!~「選挙供託金違憲訴訟」、5月24日判決です!~

現在、我が国では、国政選挙に立候補する場合、衆議院・参議院いずれも選挙区で300万円、比例区で600万円という高額の供託金を納めなければならず、しかも、得票数が一定以下の場合には没収される制度になっています(公職選挙法92条、93条)。
埼玉県在住のAさんは、平成26年12月14日に行われた第47回衆議院小選挙区選挙に立候補しようと思い、
立候補に必要な各種書類を揃え、提出したものの、小選挙区の立候補者に必要な300万円の供託金を用意することができず、供託証明書の提出ができなかったため、同選挙に立候補することができませんでした。
そこで、Aさんのように、経済的理由によって国政選挙に立候補できない現行の選挙供託金制度は不当であると考える弁護士有志によって、選挙供託金違憲訴訟弁護団が結成されました(弁護団長:宇都宮健児弁護士)。
そして、衆議院議員の選挙区選挙の供託金300万円を定めた公職選挙法92条1項1号が立候補の自由を保障する憲法15条1項及び議員の資格の平等を規定する憲法44条ただし書き等に違反する憲法違反の規定であり、この違憲の法律に基づき立候補の自由を侵害されたAさんは精神的苦痛を被ったとして、Aさんを原告、国を被告として、300万円の慰謝料の支払いを求める国家賠償請求訴訟を平成28年5月27日に東京地方裁判所に提起しました。これが「選挙供託金違憲訴訟」です。

提訴後12回の口頭弁論期日を経た本訴訟は、本年2月27日の期日で結審し、5月24日15時から東京地裁103号法廷で判決言渡しが行われることになりました。市民の政治参加を拒んでいる選挙供託金制度を現状のまま放置しておいて良いのか、日本の民主主義にとって重要な司法の良識が問われる判決になります。
ご支援のほど宜しくお願いします。

弁護士 鴨田譲

「みんな違って、みんなイイ。」

「みんな違って、みんなイイ。」

私が初めて憲法を学んだ先生(イトマコ先生)が憲法13条の説明をしたときに、
お話になった言葉です。

初めて聞いたとき、私は、それまで順当(?)に歩んできた人生のレールから大きく外れ、
とてつもない挑戦をしようと思っていたときだったので、
この言葉に勇気づけられ、背中を押された気がしました。

いまは仕事と家事・育児に追われ、時間に余裕のない日々を送る中、
子供の理不尽な言動や家族とのイザコザにイライラしがちですが、
この言葉を思い出して一呼吸。

時間的な余裕が無くても、気持ちの余裕を呼び起こす、おまじないの言葉です。

(弁護士 南木)

「A NEW STYLE・・・」

今も変わらずに何度も聞いている曲があります
学生のころから好きで、今も大好きなアーティストさんの少し前のアルバムの中の曲です

戦争や社会情勢の歌詞ですが現代の多くの国際的な問題が描かれています
「貧困は差別へと 怒りは暴力へと」「ひび割れた原子力(NUCLEAR POWER)」「払うべき代償は高く」
「受け入れるか 立ち向かうか どこへも逃げ出す場所は無い」
「自由はシステムに組み込まれ」「正義はバランスで計られ」
「受け止めるか 立ち止まるか どこへも隠れる場所は無い」

平和だと思っていた日本も毎日暗く悲しいニュースが舞い込んでくるような現代
そして世界のどこかで現実に紛争が起きています
自分のことだけではなく常に世界に意識を向けなきゃダメだとこの曲を聞くと私は考えるのです

(事務局 T)

【開催日:3月12日(火)】埼玉弁護士会 憲法と人権を考える市民のつどい

埼玉弁護士会では、毎年、憲法と人権を考える市民のつどいを開催しています。
今年は、戦場カメラマン・ジャーナリストの渡部陽一さんをお招きし、

「テレビでは報道されない戦争の悲劇と現地の人々の声」とのテーマで講演を行っていただきます。

【日時】3月12日(火) 開場18時 開演18時30分
【場所】埼玉会館小ホール
なお、入場は無料、予約は不要です。

ぜひご来場下さい。

弁護士 德永 美之理