憲法Caffè

埼玉総合法律事務所の所員が、憲法に関わる催しや学習会のお知らせ、感想、考えていることなどを、随時アップします!

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埼玉総合法律事務所
10月

「11月2日、選挙供託金違憲訴訟、原告尋問が実施されます」

私たち供託金違憲訴訟弁護団は,我が国の選挙供託金が,世界で最も高額であり,国民の憲法上の権利である立候補の自由及び議員資格の平等
(憲法15条1項,44条)等を侵害していると考える弁護士によって結成されました。

我が国における選挙供託金制度は,衆議院及び参議院の比例区で600万円,衆議院及び参議院の選挙区で300万円となっています。
このように極めて高額な供託金制度の下では,国政選挙に参加したいと考える一般市民が,自由に立候補することが極めて困難な状態にあるといえます。
また,世界各国をみても,そもそも立候補時に選挙供託金を必要としない国も多数存在しますし,また,選挙供託金制度を有する国であっても, その金額は,我が国の選挙供託金と比較すると遥かに低額です。

本件の選挙供託金違憲訴訟は,2014年12月14日に行われた第47回衆議院議員選挙の小選挙区に立候補しようとしたものの, 300万円の供託金を用意することができず,立候補届が受理されなかった方が原告となり,立候補の自由等を侵害されたことによって 精神的苦痛を被ったとして,300万円の慰謝料を被告国に請求する国家賠償請求事件です。

私たちは,2016年5月27日に本訴訟を東京地方裁判所に提訴しましたが,2018年11月2日14:00から東京地方裁判所103号法廷にて
第10回口頭弁論期日が行われます。
この期日では原告本人の尋問が実施されます。
この原告尋問で選挙供託金制度の不合理さをみなさまに理解して頂ければと思います。

弁護士 鴨田譲

選挙供託金違憲訴訟を支える会 ← 署名もお願いしています!

全国一斉1万件審査請求

今年10月から3年かけて生活扶助基準が160億円引下げられることになり、
10月1日、第1回目の引下げが行われました。

生活保護の基準が引下げられると、最低賃金や就学援助の基準など
国民生活に大きな影響を及ぼすことになります。

10月9日と10日に実施された全国一斉ホットラインでは、5年前にも引下げられたのに、
また引下げられて切り詰めることができない、今後の生活が不安、などの声が多数寄せられました。
5年前の引下げに対しては、審査請求の後、引下げが憲法違反であるとして、29の都道府県で裁判が係属中です。

今回の引下げに対しても、まずは全国で1万件の審査請求運動に取り組みます。

(弁護士 古城英俊)

審査請求やってみよう! みんなで声を上げよう!! ←こちらをクリック(^^)/

 

 

「戦争体験者の声」

9条改憲が急がれる世の中。もう一度、戦争について考え、想像する必要があります。
戦争というものはどういうものか、遠くで起こっている自分に関係ないことでは済まされないはずです。

戦争体験者がどんどん亡くなり、戦争のリアルな現実を体験した声を直接聞く機会がなくなってきてしまっています。
様々な体験者の証言を綴った本「1945←2015 若者から若者への手紙」を、英訳して、電子書籍にして世界中に届けようという2020プロジェクトに賛同したいと思います。
(弁護士 南木ゆう)

若者から若者への手紙電子化資金寄附チラシ(南木)

2020プロジェクトについて

「9条が好きと言えなくなって・・・」

「非戦を選ぶ演劇人の会」というのがあって,
「ピース・リーディング」というのをやっていて,
その台本がネット上で公開されています。
先日,友人たちとこの台本を読んでみました。

国会前や駅頭で,不特定多数の見知らぬ人たちには「憲法守れー!」「九条壊すな!」と叫んだり,
学習会や集会やその後の飲み会では,みんなで熱く日本国憲法のすばらしさを語り合えるのに。

家族とは語り合えるか?
親戚の人とは?学校や職場では?
趣味のサークルでは?
保護者会の友人とは?
自治会のご近所さんとは?

「九条が好き!」といえる雰囲気じゃない。
政治の話は御法度
そういう空気があるから
なんとなく・・・

だれも「ダメ」なんて言ってないし,
逮捕もされないのに,
私たちは自分でそんな空気を忖度している。

日本の国を形を決めている憲法なのに,
自分たちのものなのに,
なぜ話題にすることを御法度にしてしまったのだろう・・・。

(事務局 松田)