老人保健施設の見学をした。
県内でも大きな施設らしく1階では70名ものデイサービスの利用者の方が楽しそうに過ごしておられ、訪問介護との連携も取っているらしい。2階、3階は入所サービスを受ける方が生活をしておられた。職員の方も生き生きしていた。
自分の老後を考えると、信頼できる施設がどんなに大事かと思う。
二十年後、適切な社会保障が受けられる、平和な社会であるだろうか?
(弁護士高木太郎)
TEL.048-862-0355
〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-12-1 東和ビル4階先日,全国一斉生活保護ホットラインを行いました。
奇しくも,生活保護の支給額がさらに引き下げられる方向であるという報道がなされたときであり,そのことが不安で,どう対応したらいいか,という相談もありました。
生活保護は憲法25条で守られている「健康で文化的な最低限度の生活」を守るために支給されるものです。
しかし,現在の支給額では,「健康で」「文化的」な生活を送ることは困難な状態にあります。
受給額が少ないことから安価な食事をするようになる人も多いですが,安価な食事には炭水化物の量が多い物が多く,そればかり食べると栄養が偏る上,太ってしまいます。
果たしてこれが健康的な生活と言えるでしょうか。
お金を節約する為に友人と遊ぶことができなくなり,趣味を楽しむことも出来なくなってしまいます。
果たしてこれが文化的な生活と言えるでしょうか。
生活保護を受給している人の中には,「皆さんは頑張って働いているのに,自分は生活保護をもらって生活していて申し訳ない」と言っている人もいます。
生活保護を受給するための条件として「働く能力がないこと」や「働きたくても働ける場所がないこと」ことが必要です。
すなわち,生活保護を受ける人は「働きたくなくても働けない人」なのです。
それなのに,「皆さんに申し訳ない」と思い,自分を責めながら生活していくのはとても辛いことだと思います。
このように思ってしまう背景には生活保護バッシングなど社会的な要因があるも大きいと思います。
生活保護を受給している人が,自分を責めたり,周りの人の目を気にしたりせず,生活できるような日がくればと思っています。
(弁護士 鈴木満)
学習会や講演会にいくと,「え~,そういう見方ってあり?」と,専門家の先生の知識と思考の深さに,ビックリする事しきり・・・。
もはや別の星の人としか思えません。ちょっとした見方の違いなのかも知れませんが,違う視点ってすごく大事だなと思います。
ただ,その「違う視点」を養うのが至難の業なのではないかと思います。
憲法には,「義務教育は無償とする」(憲法26条)とありますが,高等教育についての記載はありません。
高等教育は無償ではいけないなんてかいてありません。だから,無償にして良いんです。
わざわざ改憲して加えようなどとしなくても。本気で無償にすべきと思っているならば。
なるほど~。
でも,日本の現実は義務教育で無償なのは授業料と教科書代だけです。
体操着や制服や上履きや通学カバンETC・・・。
学用品は自費です。これが非常に負担が大きいのです。
みーんな指定業者から定価で同じものを揃えなきゃならないなんて。
変ですよね。
辺野古新基地建設、高江ヘリパッド建設、宮古島、石垣島の自衛隊配備とミサイル基地建設などに反対する住民たちの抵抗を描いたドキュメンタリー映画です。
タイトルの「風かたか」は、「風よけ・防波堤」を意味し、昨年の米軍属女性暴行殺人事件被害者追悼集会での稲嶺市長による「我々は、また命を救う『風かたか』になれなかった。」の発言からとられています。
沖縄は、アメリカの「エアシーバトル構想」により、海と人、土地と基地を提供し、中国を封じ込めるために戦わされる「風かたか」にされようとしている現実があります。その基地建設のために沖縄の自然が次々と破壊され、抵抗する住民を、全国各地から送り込まれた機動隊の若者が機械的に排除していく様子や、地元の母親たちの声も聞かず、国からの要求を承認してしまう地方議会などは、あまりに酷い現実でした。
自分たちが住んでいる場所が壊され、基地ができ、いつか他国のために戦場になるかもしれない、なんて考えただけで恐ろしいです。同じ日本である沖縄で起きている事なのに、あまりにも知らない、知らされない事が多すぎました。
先日、沖縄で米軍ヘリが墜落した事件もありました。沖縄の現実を1人でも多くの人が知り、沖縄の人と一緒に考えていく必要があると感じました。
(事務局 Y)
今年も年賀状の販売が開始となりましたが、年々その発行枚数が減っているそうです。
メールやソーシャルメディアで済ませてしまうなど理由は様々だと思います。
そう言う私も学生時代や20代前半の頃は、「メールがあるし、出す必要ない」なんて思ったりもしていました。
しかし、埼玉総合に入所してからは毎年欠かさず(1回くらい出せなかったことがあるかも・・)年賀状を出すようになり、届く枚数も増え毎年届く年賀状が楽しみにもなりました。
デジタルの整った文字も良いですが、手書きで一言添えてあると尚更、それだけでもなんだかほっこりと癒され、とても嬉しいものです。
せっかくある昔からの風習を絶やさずに今後も続けていけたらな、と思っています。
年賀状を出さないという人も、今年(来年)は年賀状を出してみませんか?!
(事務局 H)
政府にとって不都合な文書を「秘密」文書に格上げして、
国民の目から隠し、その一方で、何を漏えいしたか
明らかにしないまま、自衛官を「秘密」漏えいの嫌疑で
捜査することが許されるでしょうか?
皆さん、国民主権、国民の知る権利、刑事被疑者の
権利など、憲法を蹂躙することが次々と起きています。
ご一読ください。
(弁護士 伊須慎一郎)
秘密法の危険まざまざ (1)
連日、衆議院議員総選挙のニュースで、各党や各候補者の政策が報道されていますね。
そのニュースを見ながら、ふと横で遊んでいた4歳の娘に、「将来なにになりたい?」と聞いてみました。
「ケーキ屋さんと、(保育園の)先生と、ママになりたい」と大きな声で教えてくれました。
夢いっぱいなんだね。
子どもが夢を抱いて成長していける社会をつくってほしいな。
この選挙で、それが実現してくれればいいな。
それから娘が「ママは将来何になりたいの?」と逆に質問が。
うーん(悩)。
そっか、まだ自分にも未来はあるのよね。
考えてみようかな。ワクワク。
大人も夢や希望を抱くことのできる未来が実現できるといいですね。
選挙、行こう。
(事務局 E)
選挙が始まった。
安倍首相は、究極の自己都合解散を行った。臨時国会で行われる予定だった「もり・かけ疑惑」追及を避け、民進党じり貧、小池百合子新党結成前で「今なら勝てる解散」のつもりだった。しかし、そのあまりにわがまま解散に支持率が下がり、大誤算となる。
民進党は、「安倍政権を終わらせる」ために、「名を捨てて実を取る」と言って、希望の党への合流という奇策に出た。しかし、小池百合子が「踏み絵」で民進党議員を選別をし、大誤算となる。
小池百合子は、民進党の金と人を取り込んだ上、「リベラル派」を排除して、自民党にはすり寄る、という戦略で、多数派を形成しようとしたのであろう。しかし、支持率が伸びず、自分も立候補の機会を失い、じり貧状態で、大誤算である。
政界にいる人の多くは信用できない・・・・。
市民と野党の約束を大事にして、枝野さんが立憲民主党を立ち上げてくれたのは救いです。
秘密法・安保法制・共謀罪の問題、「もり・かけ」問題など、権力の座から、国民・市民を見下し、支配する統治構造を作り上げようとしている政権を終わらせる、選挙にしなければならないと思うのです。
(弁護士 髙木太郎)
先日、映画「明日へ -戦争は罪悪である-」を観てきました。
この映画は戦時中、戦争反対をとなえた真宗大谷派の僧侶、竹中彰元(たけなか しょうげん)さんをモデルにした作品です。
ある出来事をきっかけに、「戦争は罪悪である。」と竹中さんは周囲に訴え続けます。戦争熱が高まっている中、反戦をとなえる竹中さんを周囲の人々は白い目で見るようになり、檀家は離れ、お寺には誹謗中傷の紙が貼られ、石が投げ込まれます。
特高警察には逮捕され、宗門からは布教使資格を剥奪され、僧侶身分を最下位にされます。
それでも、竹中さんは「戦争は罪悪である。」ととなえ続けます。
映画の最後には、竹中さんと同様に戦争反対をとなえた僧侶の名前が複数名出てきます。
(その中の一人に植木等さんのお父様の植木徹誠(うえき てつじょう)さんのお名前がありました。)
2007年に真宗大谷派は、竹中彰元さんに処分を下したことは過ちだと謝罪し、名誉回復すると声明を発表をしました。
処分が下されてから70年越しの謝罪でした。
命がけで反戦をとなえた竹中さんほか僧侶の方々が今の日本を見たらどう感じるのでしょうか。
平和は当たり前では無いことをよく胸に刻み、今の自分に出来ることは何かを考えたいと思います。
事務局 O
先週、Twitterで見つけた、ちょっと感動した@Hound_7さんのTweet。
【よく新人さんに報告・連絡・相談(ほうれんそう)を教えるけど、自分はその報告に対して
お:怒らない
ひ:否定しない
た:助ける(困り事あれば)
し:指示する
と『ほうれんそうのおひたし』で心掛けてる。
悪い内容でもこの点を注意してると新人さんは早めに相談してくるので対策打ちやすい」
部下に求められる「ほうれんそう」に対する理想的なアンサーソング!
自席の近くに飾られている「ほうれんそう」に、近いうち「おひたし」と追記しておかなくては。
この言葉がもっと広がれば、ブラック企業も少なくなるかな。
巷では「ブラック企業」という言葉だけが広まっていて、ブラック企業=「法律に違反している会社」「犯罪を犯している会社」ということが認識されているのかどうか・・・。
【社内は治外法権ではない】、ということをもっともっと広めていきたい。
自分の命を削ってまでしなくちゃならない仕事なんて、この世にない。
自分が親だったら、子供にブラック企業で働かれるよりも、ピアスやタトゥーを入れられる方がマシ。
栄養ドリンク飲んだって翼なんて生えてこない。
自分の身体を大事にしてほしい。
事務局 深井