憲法Caffè

埼玉総合法律事務所の所員が、憲法に関わる催しや学習会のお知らせ、感想、考えていることなどを、随時アップします!

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埼玉総合法律事務所
05月

6月9日(月)12時埼玉県庁東門へ来て下さい!(埼玉弁護士会の集団的自衛権の行使に反対するパレードに参加しましょう。)リレーメッセージ

DSCN2607安倍内閣の暴走が止まらない。雇用を破壊し、教育に介入し、憲法9条の文言からは明らかに採り得ない解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を強行しようとしている。
そのような暴挙が政治的に許されないこと、法解釈としてあり得ないことは言うまでも無い。安倍総理は、日本国憲法99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」という条文を読んだことがあるのだろうか?
埼玉弁護士会は、この安倍内閣の憲法破壊行動に断固抗議し、6月9日(月)に集団的自衛権の行使に反対するパレードを行います。浦和の埼玉県庁東門に12時集合です。みなさん、ぜひ、ご参加下さい。
みなさんの声で、安倍内閣による憲法、ひいては私達の平和で安全な生活を破壊する動きに反対の声を上げましょう。

※写真は昨年11月11日に行われた埼玉弁護士会主催の秘密保護法制定反対パレードの様子

(弁護士 岡本卓大)

「集団的自衛権・安保法制懇の報告書」(リレーメッセージ)

リレーメッセージ(鴨田)

5月22日の夜、九条の会・さいたま主催の憲法学習会に講師として参加しました。

内容は集団的自衛権についてで、特に、5月15日に安倍総理の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(通称;「安保法制懇」)が提出した報告書の内容について解説しました。

これまで政府は、国際法や国連の決定を尊重しつつ、憲法9条の歯止めがあるために、国際法と憲法9条の調整を図る様々な憲法解釈を行ってきました。その結果、集団的自衛権は憲法9条によって認められないというのが確立した解釈となっていました。

しかし、今回の報告書は、国際法や国連で認められた自衛権の行使、武力の行使、武器の使用であれば、ほぼ憲法9条の制限を受けずに認められるという全く独自の新たな解釈を打ち出しています。これによると、憲法9条があっても自衛権や武力の行使が認められることになるという非常に危険な解釈です。

集団的自衛権を行使できるようにするのであれば憲法9条の改正手続によるのが筋ですから、憲法9条の解釈改憲については厳しい批判の目をもって監視していく必要があると思います。

弁護士 鴨田譲

失われた時間(リレーメッセージ)

1966年に静岡県で一家4人が殺害された袴田事件の再審開始決定が出て、袴田巌さんが東京拘置所から釈放されたニュースを聞きました。
憲法40条では、(何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。)と規定されてい袴田ます。刑事補償法4条によると、1日あたり1000円から12000円の補償が受けられるそうです。
袴田さんが無罪になった場合には、48年分の補償として、1億円とも2億円とも言われる補償が受けられると聞きます。 大きな金額ですが、袴田さんやご家族の失われた48年の時間を考えると、やるせない気持ちになります。
袴田さんのような事件が二度と起こらないことを願います。

(事務局  猿田)

(国民救援会の報告チラシです。是非ご覧ください。)
救援会袴田事件

埼玉総合のかわいい駅宣(2)やりました(ご報告)

前日のピーカンの予報が,どよんとした曇り空。
雨降らないかなあ・・・と傘を片手に,みんなで事務所を出ました。

「集団的自衛権ほぼAtoZ」と「ストップ!アベノ雇用破壊」のチラシをポケットティッシュに折り込み浦和駅西口で配布しまくりました。

受け取ってくださった皆様,
ぜひ,このチラシに目を通してくださいませ。

また,やります。
集団的自衛権容認反対の世論は日に日に高まっています。

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事務所旗と鴨田

5/14(水) 埼玉総合・かわいい駅宣(2)やります。

事務所旗と鴨田5/14(水)17:15頃から
当事務所独断の2回めとなるJR浦和駅西口チラシ配布行動を決行いたします。

さわやかな初夏の夕暮れ時(日が長くなりましたね), 駅頭で若葉色の桃太郎旗を見かけましたら,
ぜひティッシュ付きチラシをお受け取り下さいませ。

配布チラシ2014.5.14

憲法9条にノーベル平和賞を!(リレーメッセージ)

1461415_580045962069335_722986677_n5月3日は憲法記念日。この日、憲法に関して、様々な報道がなされました。
その中で、「憲法9条を保持している日本国民にノーベル平和賞を」との運動が報道されていました。北海道新聞の社説「きょう憲法記念日 平和主義の破壊許さない」との記事で取り上げていました。
それによると、戦争放棄を定めた憲法9条をノーベル平和賞に推そう―。神奈川県の主婦が昨年1月、インターネットを通じて行ったこんな呼び掛けが大きな反響を呼び,賛同する署名が約2万4千人分も集まり、ノーベル賞委員会(ノルウェー)もこのほど平和賞候補として受理したということでした。

上記のように、ノーベル賞候補になったことで、広く憲法9条に関心をもってもらい、改憲を許さない運動の弾みにしていきたいものです。

そこで、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会の呼び掛けを以下に紹介します。

憲法九条の素晴らしさを共有し、守り、活かし、世界に向けて広めていく取組の一つとして、実行委員会を組織し、ノルウェー・ノーベル委員会宛の署名活動を開始しました。
ノーベル平和賞は個人か団体に贈られるものなので、憲法は対象ではありません。しかし、EUが団体としてノーベル平和賞を受賞出来るなら、憲法前文から始まり基本的人権の尊重と徹底した戦争放棄を謳った憲法九条を戦後70年近く保持している日本国民も団体としてノーベル平和賞を受賞出来る可能性はあるのではないでしょうか。
日本国民は、積極的に憲法を活かすまでには至っていないかもしれません。しかし、世界中が武器を片手に戦力で物事を推し進めようとする圧力の中で、世界中の人の幸せと平和を願い、戦争への反省から、まず自ら率先して戦争の放棄、武力の不保持を定めた憲法を、戦後70年近くもの間保持してきました。このことによる世界の平和と安定への貢献は計り知れないほど大きいと言えるのではないでしょうか。
もちろん、日本国民全員が現憲法に賛成しているわけではありません。しかし、今現在も、今この時も、憲法を変えてはいません。これはひとえに、戦後、戦争への反省と平和への願いを込めて、大勢の方々が戦争の悲惨さと愚かさを語り継ぎ、祈りを込めて受け継がれてきた平和への願いがまだなお深く息づいているからだと思います。
そして、受賞に向けて、「世界の平和を願い戦争しないことは良い事であり、守り、広めていこう!!」という価値観の共有自体にも、意味があるのではないでしょうか。
この改憲の危機に直面している今、世界の平和のために平和憲法を守り、活かし、広めていくための取組の一つとしてご理解・ご協力いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

こちらの署名用紙を開くとネット署名のURLも掲載されています。
署名用紙 
署名募集要項

(弁護士 伊藤明生)

「どうする訪中外交」(リレーメッセージ)

ラジオ番組で知りました。ヒルズ六本木さんという替え歌ジャーナリストです。
AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」のリズムに合わせて歌ってみて下さい♪
本歌をご存じない方には、単なる風刺の詩になってしまいそうですね・・・
憲法9条を知らなくても、訪中外交の危機感のみならず、他国の日本を見る目がわかりますね。

政権安定してるのに
外交まるで興味ない
何度目かのアメリカの非難

周りの国も大勢で
右傾化批判してるのに
今の総理 気づいてくれない

テレビから流れるNEWS
ぼんやり眺めていたら
靖国に総理が行って
隣国を怒らせる
止められない 今の動き
カモンカモンカモンベイビー
またやったよ

どうする訪中外交
日本は かなり孤立したよ
HEY!HEY!HEY!
国のためには
総理を変えること

今後の訪中外交
交流 今よりよくしよう
HEY!HEY!HEY!
HEY!HEY!HEY!

戦争したいわけじゃないよね
きっともうすぐ何かが起きる
総理がいきなり
お腹壊す 予感
http://makikomi.jp/hills/?p=6632

(事務局 長沢)