憲法Caffè

埼玉総合法律事務所の所員が、憲法に関わる催しや学習会のお知らせ、感想、考えていることなどを、随時アップします!

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埼玉総合法律事務所
03月

原発ゼロ☆大行動

2013年3月10日(日)13:00~

日比谷野外音楽堂の集会とデモに、所員3名、参加してきました。野音の集会は人垣が何重にもできて、ステージが見えません。

おまけ☆東京地検と日比谷公園を結ぶ歩道橋からは見事に東京タワーがすらっと見えたのに、ひざびさに上ってみたら、東京タワーがビルの狭間・・・・

沖縄平和学習③

1月20日 斉場御嶽 識名園

知る人ぞ知る「浜辺の茶屋」でお茶を飲んで、バスに乗って斉場御嶽(せーふぁうたき)を目指します。
バス停でバスを待っていたら、近くお住まいの若いお母さんが「どこまでですか?送っていきますよ。」と送っていって下さいました。何かお礼をと思い、さっきの浜辺の茶屋で買ったお茶を渡そうとすると「ここは、行きたいところがあったら、手を挙げて車を止めて、乗せていってもらうようなところなんですから」と遠慮されました。
斉場御嶽は、琉球の信仰における祭祀などを行なう場所で、例えて言うと、お寺や神社みたいなところです。世が世なら、最高神職しか入ることが許されない場所です。そのような厳かな斉場御嶽内にも、砲弾で出来た「砲弾池」と呼ばれる、水深2メートル、直径約13メートルの穴がありました。聖域にまで攻撃するなんて、戦争以上に卑劣なことは本当にないです。
バスに乗って、識名園へ。識名園は、琉球王朝時代、中国からの使者をもてなすために使われていました。ここも沖縄戦で破壊されたので、復元です。池にめだかがいっぱいいました。
識名園の売店で沖縄戦の写真集を買いましたが、むごたらしい写真ばかり載っていて、読み進めることができません。

あっという間の3日間。沖縄の自然の美しさと出会った全ての方々の優しさに感謝しつつ、戦争許すまじの気持ちをさらに強くもちました。
家に帰ったら、新聞に映画「ひまわり」の上映案内が入っていました。運命を感じました。見にいくっきゃない!
沖縄で私が決めたこと。「この世の中から一切の戦争をなくして、世界平和を実現させる。」
第一歩として、私の心にしょっちゅう生じている紛争の火種を平和的に静めることから努力したいと思います。

写真は「知念岬から見た海」です。

(事務局:森上)

沖縄平和学習②

1月19日 ひめゆりの塔 摩文仁の丘 海座

沖縄の太陽は、真冬の朝でもじりじりと照りつけてきます。                      朝食後、よんなーのママさんに、ひめゆりの塔まで送ってもらいました。

ひめゆりの塔の「ひめゆり」は、沖縄陸軍病院に配属された沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校のひめゆり学徒隊にちなんでいます。病院といってもコンクリート造の建物ではなくて、自然洞窟に避難していた地域住民を日本軍が追い出して、その洞窟を病院代わりに使っていました。                                              ひめゆり平和祈念資料館にも行きました。戦争が始まる前は、生徒さんたちは女の子らしい学生生活を謳歌されていたのに、戦争がひどくなるにつれて、髪型も学年毎に強制されて、自由がなくなっていきました。自由や権利に対する侵害は戦争への第一歩であることを確信しました。

昭和20年6月18日の夜、突然、日本軍から解散命令が言渡され、途方に暮れた、とか、弱っている友達を置いて逃げなければなからなった、とか、死のうと思ったけれど死ぬきっかけを逸したので死ねなかった、生徒さん達がいたことを、当時まだ10代だった証言者の方がおっしゃっていました。生徒さんや、先生方や、親御さん方の心中ははかりしれません。

バスに乗って沖縄県平和祈念資料館に行きました。資料館には、それはそれは生々しい写真や映像やジオラマがたくさんあって、沖縄の方々の戦争と日本軍に対する怒りが、もうこれでもか、というくらい伝わってきます。資料館で見た映像が網膜に張り付いてしまい、未だに暗い部屋に入るのが怖いです。宿泊は、「海座」へ。おしゃれです。

「摩文仁の丘から見た海」

(事務局:森上)